中国と隣接する北朝鮮の北部国境地帯では新年から、国家保衛省の検閲が行われるとともに警戒が強化され、緊張した雰囲気が漂っていると現地のデイリーNK内部情報筋が伝えてきた。朝鮮半島の最高峰・白頭山(ペクトゥサン)が位置する両江道(リャンガンド)の中朝国境地帯では、最低気温が氷点下21.6度を記録するなど、酷寒の日々が続いている。そのような中で行われている検閲と強化は、一体の空気をいっそう寒々としたものにして