「風の町」を意味する、アゼルバイジャンの首都バクー。カスピ海に突き出たアプシェロン半島の南岸に位置するこの町は、近年カスピ海の油田開発によって発展を遂げてきました。2010年代に入ってから、フレイムタワーやヘイダル・アリエフ・センターなど、前衛的なモダン建築が次々と建てられたことから、「コーカサスのドバイ」とも称されるようになったほど。その一方で、アゼルバイジャンという国やバクーという町は、日本人にと