顔中に広がる痛々しい暴力の痕跡は、百戦錬磨の捜査員らも息をのむしかなかった。「署員のみんなも、びっくりするくらいの傷」(捜査関係者)と驚いたという。にもかかわらず当初、被害女性は自分が暴力を受けていることを頑なに否定した。「署員が最初、家を訪れて、被害女性が出てきてくれたとき、“これは大丈夫です。自分で転んでできたものですから”って言っていました。やはり容疑者2人が怖かったんでしょう。マイン