照ノ富士の初優勝で幕を下ろした大相撲夏場所。結びの一番で、優勝を争う白鵬を兄弟子・日馬富士が下した際には、照ノ富士も思わず涙ぐむ様子が見られました。兄弟子が弟弟子の優勝を援護射撃する、美しい連携プレーでした。しかし、日馬富士は照ノ富士だけでなくもうひとり、部屋の弟弟子を援護射撃していたのです。その相手とは伊勢ヶ濱部屋の宝富士。宝富士は夏場所で東前頭筆頭に位置し、自身初の三役昇進に向けて勝負の場所を