魔法使いエディ、観たい!!
 - Steve Granitz / Getty Images

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 映画『博士と彼女のセオリー』でスティーヴン・ホーキング博士を演じて本年度アカデミー賞主演男優賞に輝いたエディ・レッドメインが、『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフ映画『ファンタスティック・ビースツ・アンド・ホエア・トゥ・ファインド・ゼム(原題) / Fantastic Beasts and Where to Find Them』の主演候補の最有力であることがわかった。Varietyが報じた。

 本作は、『ハリー・ポッター』シリーズに登場するホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」に着想を得た作品。物語は、『ハリー・ポッター』シリーズから約70年前のニューヨークから始まり、「幻の動物とその生息地」の著者である魔法生物学者ニュート・スキャマンダーの姿を追う構成になるとされている。スキャマンダーほか、2人のアメリカ人少女と2人のアメリカ人少年がメインキャストとなる予定で、製作のワーナー・ブラザースが現在キャスティングを進めている。

 まだ正式なオファーはないものの、エディはスキャマンダー役の最有力候補とのこと。なお、『X-MEN』シリーズのニコラス・ホルトも同役の候補に挙がっているという。

 今回のスピンオフ映画は3部作として製作され、ローリング自身が本作で脚本家デビューも果たすほか、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』から『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』まで4作を手掛けたデヴィッド・イェーツ監督がメガホンを取る。第1弾の全米公開日は2016年11月18日。第2弾は2018年、第3弾は2020年に公開予定だ。

 『レ・ミゼラブル』の革命運動を指揮するマリウス役でも知られるエディは、デヴィッド・エバーショフの小説「世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語」を『レ・ミゼラブル』のトム・フーパー監督が映画化する『ザ・デーニッシュ・ガール(原題)/ The Danish Girl』のクランクアップを迎えたばかり。(鯨岡孝子)