″率直″がベスト？ 親・親戚から「子どもはまだ？」と聞かれたときの対処法
独身の頃に帰省すると「結婚はまだ？」という質問が定番でしたが、結婚すると「子どもはまだ？」に変わります。とはいえ「欲しい」と思ってできるものでもないし……。一体、どう答えるのが正解？ そこで、マイナビウエディング編集部では「帰省中に『子どもはまだ？』と言われたときの対処法」について、既婚男女307名にアンケートを実施しました。
■「子どもはまだ？」と聞かれた人は10.8%
まずは、自分や結婚相手の親・親族から「結婚はまだ？」と聞かれた経験があるかどうか尋ねてみました。
はい（10.8%）
いいえ（89.2%）
10人に1組以上の夫婦が「子どもがまだ？」と聞かれた経験アリ。デリケートな話題ながら、身内としては踏み込まないわけにはいかないのでしょう。続いて「はい」と答えた人に、どんな対応をして、相手からどんな反応が返ってきたか具体的に聞いてみました。すると、対応の傾向は大きく3つあることがわかりました。
■「こればかりは運だから」と曖昧に答えた
まずは「運だから」派の意見を見てみましょう。「急な直球質問に驚いてこう言うしかなかった。周りの親族が『運よね〜』とフォローしてくれた」（女性／31歳／情報・IT）、「突然尋ねられてそれ以外答えられなかったが、追及されることはなかった」（男性／37歳／団体・公益法人・官公庁）など、不意に聞かれてポロッと答えた人が目立ちます。
■「もう少しふたりがいい」と新婚生活を楽しみたいと伝えた
次は「新婚生活強調」派の声を見てみましょう。「結婚して2年後にと決めていたので、そう伝えていた。早い方が良いという人もいたが、ほぼ聞き入れてくれた」（女性／42歳／機械・精密機器）、「妻に結婚後一年は欲しくないと言われたから。親はがっかりしていて、早く孫を見たそうだった」（男性／40歳／ソフトウェア）など「〜まではふたりで過ごしたい」と明確に伝えている様子。
特に新婚生活の期限を決めていない人も、「まだ子どもは先の予定だったので、がっかりさせないように伝えたら、早い方がいいよと念押しされた」（女性／31歳／団体・公益法人・官公庁）、「変に期待させるのは嫌だから、まだ考えてないとはっきり伝えている。その度にいつまでも若いと思ってたらダメだよ、いざ欲しいと思ったときにできないよと言われる」（女性／30歳／医薬品・化粧品）など、正直に答える人が目立ちました。「早く〜」と急かす相手が多いのは、こちらのためを思っているのかもしれませんが、プレッシャーにしかならないですよね……。
■「そろそろ欲しいと思っている」と計画中であることを伝えた
最後は「そろそろ」派の声を見てみましょう。「本当に欲しいので率直に言うと、『楽しみにしてるわ』と言われた」（女性／29歳／金融・証券）、「計画中だと伝えると、自分たちのペースでいいんじゃない、という感じだった」（女性／31歳／団体・公益法人・官公庁）、「そろそろとアピールすると、あまり詳しく突っ込んで聞いてはこなかった」（女性／31歳／マスコミ・広告）など、本音として打ち明ける人が多数。親・親族の反応もいいですね。期待が広がるのでしょう。
親・親戚としては早く孫の顔を見たいという思いが先走ってしまうのでしょう。とはいえ、深く聞かれすぎても困惑します。あまり話したくない場合は、率直かつ簡潔に対応して、別の話題に持っていく工夫をしたいものですね。
※アンケート対象
調査時期:2014年12月8日〜2014年12月17日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20〜50代の既婚男女307名
調査方法:インターネットアンケート
（文／池田園子）
