北海道旭川市に本店を構える人気ラーメンチェーン「らーめん山頭火」の仙台一番町店で2014年7月2日に食事をした客が食中毒を発症し、仙台市は14日から2日間、同店を営業停止処分としたと同日に発表した。

市によると、2日に同店で食事をした30代から40代の男性3人がおう吐や下痢の症状を訴え、うち2人から黄色ブドウ球菌が検出された。ラーメンと一緒に提供されていた「とろ肉」が原因とみている。仙台一番町店は4日と7日に保健所の検査を受け、7日から営業を自粛している。

山頭火本部は公式サイトで「今回の措置を真摯に受け止め反省するとともに、7月16日の営業再開に向け、食の安全確保により一層努める所存です。また、仙台一番町店のみならず、全社をあげて衛生管理強化に取り組む所存です」とコメントしている。