足の甲辺りで光る家紋がまぶしい

写真拡大 (全3枚)

以前、某誌で某スタイリストが「その辺に売ってるような靴を履いている奴がいたら、『コイツ、チョロいな』と思っちゃうよね」と発言しているのを見て、それがずっと忘れられないでいる。
と言っても、誰も持ってないような靴を探すのは難儀。前述の発言、私はこう解釈しました。「靴くらい、個性を発揮しようよ」だと。「おしゃれは足元から」なる言葉もあることだし、それこそ「私はこういう人間ですよ」と表明する名刺のごときパーツになり得ると思うのです。

さて今回の記事では、女性に向けた新情報をお送りします。「アシストウィッグ」は6月5日より、その名も『家紋パンプス』を発売中。これ、商品名の通り、つま先付近に家紋をあしらったパンプスらしく……。
ちなみに施されるは、自身の家族に引き継がれた家紋ではありません。施されたのは、有名戦国武将5人の家紋。「長宗我部元親」、「前田慶次」、「毛利元就」、「明智光秀」、「黒田官兵衛」の5種からお好みの家紋(お好みの武将)をチョイスしてください。
「特に、『黒田官兵衛』ブラックと『毛利元就』アクアグリーンの人気が高いです」(担当者)
自身の名刺とはなりませんが、「この武将が好き!」という意思表示にはなりますよね。

ところで、なぜこのようなパンプスを商品化したのか。……というか、なぜ「家紋」なのか!?
「当社ではコスプレ関連商品(ウィッグ、靴など)を販売しているのですが、中でも戦国武将が題材となる作品のコスプレを楽しまれる方が多いんです。また、一般的に知られる『家紋』を使用することで、コスプレを知らない方にも興味を持ってもらうことができれば……という思いも込めております。靴を日本で製作していることも、一つのきっかけとなりました」(担当者)

そんな『家紋パンプス』は、主に20代女子からの好評を獲得している模様。
「歴史が好きな女性をターゲットに製作しましたが、『おしゃれ』、『可愛い』といったお声が多くのお客様から寄せられ、いわゆる“歴女”に限らず様々なお客様にご購入いただいております。また、女性へのプレゼント用に男性のお客様がご購入されるケースもございます」(担当者)
また「他の家紋でも製作してほしい」といった要望も寄せられているようで、レパートリーが増える可能性は大だ。
そんな『家紋パンプス』は、同社オンラインショップ、アシストウィッグ池袋店・アシストウィッグ秋葉原店・アシストウィッグ大阪日本橋店で購入でき、ならびにメール(info@assist-wig.com)での問い合わせにも対応しているとのこと。価格は6,980円(税抜)。

ところで、画像をご覧ください。……家紋、意外とアリじゃないですか?
(寺西ジャジューカ)