岡田武史氏が内田篤人さんが前回W杯でピッチに立てなかった理由を発表し、ウッチーの大切なエピソードが台無しの巻。
岡田さん!「僕見た」を読んできてくれないと困ります!
僕は茫然としています。まるで「20歳になったらみんなで開ける」と約束したタイムカプセルが、すぐに開封されたときのように。「ワシが死んだら読んでくれ」と渡した手紙を、渡した相手が目の前で読み始めたときのように。誰にも言わない約束で親友に打ち明けた好きな女子の名前が、翌日教室の黒板に書いてあったときのように。大切に胸に秘めていた想いが、アッサリと暴露されてしまったことへの喪失感で。
事件が起きたのは、5月24日にNHKBS1で放映された「岡田武史の見る世界基準と日本の挑戦 2014年FIFAワールドカップ」でのこと。この番組は前日本代表監督・岡田武史氏が日本代表候補選手や対戦国をその目で取材し、大会の展望などを語るというものなのですが、その中で内田篤人さんとの対談が行なわれたのです。
このふたりの対談…というか対面は2010年大会以来のこと。それもそのはず、両者の間には「2010年大会で直前まで主力扱いだった内田さんを先発から外し、本大会で1試合も使わなかった」という因縁があるのです。もちろんそれは憎しみ合うということではなく、岡田氏は自身のベストを尽くし、内田さんはそのときの悔しさを心のバネにするという、レベルの高いオトナ同士の関係です。
ただ、内田さん側には「あのとき俺に何が足りなかったのか。それを考えることで、俺はもっと成長できる」という想いがあったわけです。だから、内田さんはその理由をサッカーをやめるときまで聞くまいと決めていたのです。それはウッチーファンの聖典である「僕は自分が見たことしか信じない」にハッキリと明記されているのです。「知りたいけど、わからない」から意味がある心のバネだったのです。
それを岡田氏がぶち壊してしまった。
「なぁウッチー知りたいだろ?(ニヤニヤ)」「教えてあげよっかなー(ニヤニヤ)」「じゃ、正解を発表しまーす(ドヤッ)」とでも言わんばかりに、4年ぶりの対面でアッサリと発表された正解。何故、岡田氏は「僕見た」を読んでこなかったのか。中途半端に情報を聞きかじってきてしまったのか。「残念でした!!」という岡田氏の言葉に、「大切なエピソードが台無しになって本当に残念です!!」と胸が痛みますね。
ということで、ウッチーの大切な心のバネが1本外れた瞬間について、24日のNHKBS1「岡田武史の見る世界基準と日本の挑戦 2014年FIFAワールドカップ」をチェックしていきましょう。
◆ウッチーがいろいろな意味で複雑な表情になる濃密な対談でした!
まず、ウッチーファンであれば全編暗記しているであろう当然の知識ではありますが、「僕見た」での記述について復習しておきます。「僕は自分が見たことしか信じない」(内田篤人・著/幻冬舎・刊)の文庫改訂版64ページを開いてください。
ここには2010年ワールドカップで1試合も出場できなかったことへの葛藤がつづられています。その中で、ウッチーは自分が外された理由について想いを巡らし、最終的に「理由は聞かない」ことを決意するのです。そこにはウッチーなりの考えがあるのです。
↓「わからない」ことに意味がある情報もあるんだよ!
つまり、理由がわからないから、「これも足りないんじゃないか」「あれも足りないんじゃないか」と自分に厳しくなれるんです!
あのときの不遇は、大切な悔しさであり、大切な謎なんです!
このあたりを踏まえたうえで、岡田氏とウッチーの対談を見ていきましょう。岡田氏は外部有識者として饒舌に自分の考えを語り、ウッチーの大切な謎を明かしていく。ウッチーは「うわぁ」という苦笑を浮かべ、自分の大切な謎が謎じゃなくなっていく瞬間を見つめている。その辺、ジワジワ来る感じとなっておりますので…。
↓まず岡田氏は、対談の序盤、正解を発表しても大丈夫か最終確認をしていきます!
削り合いやヘディングでのぶつかり合いなどを重点的に確認する岡田氏!
それに頼もしく応えるウッチー!
岡田氏はウッチーの攻撃的なセンスや、スピードを活かした守備はもともと高く評価していた模様。19歳時点で代表に抜擢した張本人が岡田氏なのですから、どこかを高く評価しているのは当然ですね。ただ、本大会では起用しなかった。そこには足りないものがあったはず。岡田氏はそのあたりの解消具合を面談で最終確認し、いよいよ正解発表に話を進めていきます。
↓別に聞きたくないウッチーVS言いたくてたまらない岡田氏!
言っちゃったよwwwwwwwwwww
特にコッチから聞いてない段階で、向こうからwwwwww
そりゃ「スッと」せんわwwwwwww
理由はわかった、それはいいでしょう。しかし、もはや正解が何であるかは無意味なのです。ウッチーにとっては、自分に何が足りないのかが「わからない」ことに意味があるエピソードなのですから。しかし、岡田氏は「俺の思っていた弱点は解消されたな」「これはもう正解を発表するしかない」「残念でした!!」と、エピソードをぶち壊していく。
そのあたりを踏まえると、理由がわかってスッとする部分よりも、モヤモヤのほうが強くなるのも納得できる気がします。自分を奮起させる大切な謎が、大切な正解が、「ま、せやろな」程度のスケール感で発表されてしまったのですから。
それでも、ウッチーは落胆を見せることはありません。岡田氏に成長させてもらった、岡田氏に励まされてきた、そういう感謝を抱いているからです。また「僕見た」に戻りますが、テキストの中には岡田氏からもらった大切な言葉についての想いもつづられているのです。
↓大切な謎の正解は発表されちゃったけど、岡田氏からもらった支えはそれだけじゃない!
強気で頑張れ!弱気になるな!
岡田氏からもらった大切な言葉です!
対面する機会はないものの、岡田氏は自分のことを気にかけてくれている。見てくれている。それはウッチーの支えだったのです。そして、2度に渡って告げられた「強気で頑張れ。弱気になるな」というメッセージは、自分の中にある「岡田氏が高く評価した部分」を信じる強さを生むものでした。
何かが足りない、という弱点の部分にバネを与えた謎は、岡田氏からの正解発表で霧散しました。しかし、まだ長所の部分を後押ししてくれる岡田氏の言葉は胸に残っている。ウッチーは何とかそこだけはキープしようと、岡田氏に逆確認をします。「このエピソードは大切にしていってもいいんですよね?」という逆確認を…。
↓しかし、コチラのエピソードについても本日ぶち壊しとなりました!
岡田氏の覚えてなかった感wwwwwwwwwwwww
言われて「そういえば」的なwwwwwwwwwwww
ウッチーの大切なエピソードがwwwwwwwwwww
岡田氏にとっては完全に過去の通過点だったのかもしれません。ウッチーの成長を認めるからこそ、昔の笑い話として秘密を明かすことができたのかもしれません。しかし、ウッチーが対談中に見せた複雑な表情は「ハイ、今はもう守備もバッチリです」ということだけでは解消しない、別の思いがあったからなのではないでしょうか。
特にこの対談は、ウッチーが右足を負傷したハノーファー戦直後ということでもあり、ワールドカップに出られないのではないかという危機感も含め、ウッチーにとっては「もう一度、心にバネと後押しがほしい」時期だったはず。しかし、絶好のタイミングで訪れた岡田氏は「お前、守備強くなったなー!」「俺の言葉?何だっけ?」という反応だった。
言わんでいいことは言い、もう一度言ってほしかったことは忘れている。恩師に会ったとき「先生のクラスで学んだことが僕を支えてくれています」的なお礼を言ったら、「キミは僕のクラスじゃないよ」と言われ、あとでアルバムを確認したらやっぱり恩師のクラスだったときのようなガッカリ感。
ウッチーの心には、岡田氏の「残念でした!!」がまったく別の意味で響いていたのではないでしょうか。そのあたりを、岡田氏にも「僕見た」と照らし合わせていくことで感じていただければ幸いです。幻冬舎さんから、あとで1冊送りつけてあげるのがいいかもしれませんね。
同じ構図でカズに「残念でした!!」って言う場面もいつかヨロシク!
僕は茫然としています。まるで「20歳になったらみんなで開ける」と約束したタイムカプセルが、すぐに開封されたときのように。「ワシが死んだら読んでくれ」と渡した手紙を、渡した相手が目の前で読み始めたときのように。誰にも言わない約束で親友に打ち明けた好きな女子の名前が、翌日教室の黒板に書いてあったときのように。大切に胸に秘めていた想いが、アッサリと暴露されてしまったことへの喪失感で。
このふたりの対談…というか対面は2010年大会以来のこと。それもそのはず、両者の間には「2010年大会で直前まで主力扱いだった内田さんを先発から外し、本大会で1試合も使わなかった」という因縁があるのです。もちろんそれは憎しみ合うということではなく、岡田氏は自身のベストを尽くし、内田さんはそのときの悔しさを心のバネにするという、レベルの高いオトナ同士の関係です。
ただ、内田さん側には「あのとき俺に何が足りなかったのか。それを考えることで、俺はもっと成長できる」という想いがあったわけです。だから、内田さんはその理由をサッカーをやめるときまで聞くまいと決めていたのです。それはウッチーファンの聖典である「僕は自分が見たことしか信じない」にハッキリと明記されているのです。「知りたいけど、わからない」から意味がある心のバネだったのです。
それを岡田氏がぶち壊してしまった。
「なぁウッチー知りたいだろ?(ニヤニヤ)」「教えてあげよっかなー(ニヤニヤ)」「じゃ、正解を発表しまーす(ドヤッ)」とでも言わんばかりに、4年ぶりの対面でアッサリと発表された正解。何故、岡田氏は「僕見た」を読んでこなかったのか。中途半端に情報を聞きかじってきてしまったのか。「残念でした!!」という岡田氏の言葉に、「大切なエピソードが台無しになって本当に残念です!!」と胸が痛みますね。
ということで、ウッチーの大切な心のバネが1本外れた瞬間について、24日のNHKBS1「岡田武史の見る世界基準と日本の挑戦 2014年FIFAワールドカップ」をチェックしていきましょう。
◆ウッチーがいろいろな意味で複雑な表情になる濃密な対談でした!
まず、ウッチーファンであれば全編暗記しているであろう当然の知識ではありますが、「僕見た」での記述について復習しておきます。「僕は自分が見たことしか信じない」(内田篤人・著/幻冬舎・刊)の文庫改訂版64ページを開いてください。
ここには2010年ワールドカップで1試合も出場できなかったことへの葛藤がつづられています。その中で、ウッチーは自分が外された理由について想いを巡らし、最終的に「理由は聞かない」ことを決意するのです。そこにはウッチーなりの考えがあるのです。
↓「わからない」ことに意味がある情報もあるんだよ!
<内田篤人さんの著書『僕は自分が見たことしか信じない 文庫改訂版』(幻冬舎・刊) P.64-73「1分も出られなかった、南アフリカワールドカップ」より>
なぜ、使われなかったのか。南アフリカへ向かう飛行機で自分なりに考えた。
・コンディションが悪いのか。
・もともとアジア予選だけ、使うつもりだったのか。
・世界では戦えない選手だと見られていたのか。
・守備的な戦術へ切り替えたために、攻撃的な僕は使われなくなったのか。
実は岡田さんに外された理由を聞きに行こうと何度も思った。
(中略)
ただ、あのとき、岡田さんに外された理由を聞かなくて、良かったと思っている。もし、「コンディションが悪いから」と言われたら、僕は「それじゃあしょうがない」と思って努力をしなくなったかもしれない。
聞かなかったからこそ、「自分のチカラが足りなかったから出られなかった」と思えるし、もっともっと信頼される選手になりたいと思えた。
本当の理由は、サッカーをやめたときに聞きに行こうと決めている。
つまり、理由がわからないから、「これも足りないんじゃないか」「あれも足りないんじゃないか」と自分に厳しくなれるんです!
あのときの不遇は、大切な悔しさであり、大切な謎なんです!
価格:782円 |
このあたりを踏まえたうえで、岡田氏とウッチーの対談を見ていきましょう。岡田氏は外部有識者として饒舌に自分の考えを語り、ウッチーの大切な謎を明かしていく。ウッチーは「うわぁ」という苦笑を浮かべ、自分の大切な謎が謎じゃなくなっていく瞬間を見つめている。その辺、ジワジワ来る感じとなっておりますので…。
↓まず岡田氏は、対談の序盤、正解を発表しても大丈夫か最終確認をしていきます!
●練習姿勢について確認
岡田:「こっちは練習とか違う?」
内田:「全然違います。日本人は100%やるって言っててもたぶんやってないなと思いました。こっちのヤツらは死ぬ気でやってます」
岡田:「練習でカーン来るだろ?ファール取らないだろ?」
内田:「来ます。コーチとケンカするんですよ、それで。審判をやっているコーチと。コーチとケンカして選手とケンカして」
●ヘディングについて確認
岡田:「(お前は)スピードでは負けないだろ。でもヘディングはちょっとアレ(弱い)と思ってたけどさ、今日ヘディング競り勝ってたからさ」
内田:「今日は頑張ろうと思ってたんです」
岡田:「何が頑張ろうだ(笑)」
内田:「いや、ホントに(笑)。見に来られるというのを知っていたので」
岡田:「それで頑張ってるっていうわけじゃねーじゃん。(ヘディングでも)勝てるし」
削り合いやヘディングでのぶつかり合いなどを重点的に確認する岡田氏!
それに頼もしく応えるウッチー!
岡田氏はウッチーの攻撃的なセンスや、スピードを活かした守備はもともと高く評価していた模様。19歳時点で代表に抜擢した張本人が岡田氏なのですから、どこかを高く評価しているのは当然ですね。ただ、本大会では起用しなかった。そこには足りないものがあったはず。岡田氏はそのあたりの解消具合を面談で最終確認し、いよいよ正解発表に話を進めていきます。
↓別に聞きたくないウッチーVS言いたくてたまらない岡田氏!
岡田:「いや、でも、今回のワールドカップはね、ぜひピッチに立って見せて」
内田:「(笑)」
岡田:「俺が言うとな(笑)。お前が何かね、誰かに聞いたんだよ。ワールドカップのピッチに立てなかったのが悔しくてしょうがなくて、一回(理由を)聞いてみたい(と言っていたと)。今日そういう質問があるんじゃないかと思っていたんだけど」
内田:「いやいやいや、ま、ハイ」
岡田:「今だから言うけど、ワールドカップでどうしてもやっぱり俺らこのままじゃある程度守備をね、やらなきゃいけないんだってときに、守備の強さっていうところが、ボール際がな、今はほんと強くなったと思うけど、あのときは俺はちょっと物足りなかったっていうのを感じてたんだよな」
岡田:「残念でした!!」
内田:「わかってます」
岡田:「これでスッとした?」
内田:「いえ(笑)」あれれ、まだふっ切れてない?!岡田監督と対談するあつと pic.twitter.com/plq9uzzXX3
- まっすん (@loveloveatsuto) 2014, 5月 24
言っちゃったよwwwwwwwwwww
特にコッチから聞いてない段階で、向こうからwwwwww
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価格:782円 |
理由はわかった、それはいいでしょう。しかし、もはや正解が何であるかは無意味なのです。ウッチーにとっては、自分に何が足りないのかが「わからない」ことに意味があるエピソードなのですから。しかし、岡田氏は「俺の思っていた弱点は解消されたな」「これはもう正解を発表するしかない」「残念でした!!」と、エピソードをぶち壊していく。
そのあたりを踏まえると、理由がわかってスッとする部分よりも、モヤモヤのほうが強くなるのも納得できる気がします。自分を奮起させる大切な謎が、大切な正解が、「ま、せやろな」程度のスケール感で発表されてしまったのですから。
それでも、ウッチーは落胆を見せることはありません。岡田氏に成長させてもらった、岡田氏に励まされてきた、そういう感謝を抱いているからです。また「僕見た」に戻りますが、テキストの中には岡田氏からもらった大切な言葉についての想いもつづられているのです。
↓大切な謎の正解は発表されちゃったけど、岡田氏からもらった支えはそれだけじゃない!
<内田篤人さんの著書『僕は自分が見たことしか信じない 文庫改訂版』(幻冬舎・刊) P.64-73「1分も出られなかった、南アフリカワールドカップ」より>
南アフリカから帰国したあと、チームが解散する前に、岡田さんが選手一人ひとりに言葉を残した。僕が言われたのは「強気で頑張れ。弱気になるなよ」だった。
(中略)
2012年1月。
僕は試合に出られず、長いトンネルのなかにいた。
(中略)
岡田さんから伝言を預かった日本代表スタッフからある日突然、電話がかかってきた。何を言われるのだろう、と思いながら伝言を聞いていく。
「現実と向き合って頑張りなさい」
「いろいろと大変だと思うけど、自分を信じて頑張りなさい」
「弱気になるな」
「おまえは大丈夫だから。そのままやっていけば大丈夫だから」
(中略)
心に響いた。
何だか嬉しかった。電話を切ったあと、すぐに心のなかをスーッとなって爽やかな風が通り過ぎていくのが分かった。
強気で頑張れ!弱気になるな!
岡田氏からもらった大切な言葉です!
対面する機会はないものの、岡田氏は自分のことを気にかけてくれている。見てくれている。それはウッチーの支えだったのです。そして、2度に渡って告げられた「強気で頑張れ。弱気になるな」というメッセージは、自分の中にある「岡田氏が高く評価した部分」を信じる強さを生むものでした。
何かが足りない、という弱点の部分にバネを与えた謎は、岡田氏からの正解発表で霧散しました。しかし、まだ長所の部分を後押ししてくれる岡田氏の言葉は胸に残っている。ウッチーは何とかそこだけはキープしようと、岡田氏に逆確認をします。「このエピソードは大切にしていってもいいんですよね?」という逆確認を…。
↓しかし、コチラのエピソードについても本日ぶち壊しとなりました!
内田:「ワールドカップが終わって、空港で解散したときに、一番最後にかけてもらった言葉覚えてますか?」
内田:「たぶん覚えてないと思うんですけど」
岡田:「……?」
内田:「強気のままそのまま頑張りなさい、って言ってそれ以来ぶりなんですけど」
岡田:「あぁ」
内田:「その言葉をすごい意識して、シャルケに来たんですけど…」岡田さんが前回のワールドカップ終了後、空港でうっちーにかけた最後の言葉【強気のまま頑張りなさい】うっちー、ずっと覚えてたんだ。うっちーには絶対、W杯のピッチに立って欲しい。 pic.twitter.com/LmtiUNbkh2
- バニモカU^ェ^U (@melonpanda_sa) 2014, 5月 24
岡田氏の覚えてなかった感wwwwwwwwwwwww
言われて「そういえば」的なwwwwwwwwwwww
ウッチーの大切なエピソードがwwwwwwwwwww
価格:782円 |
岡田氏にとっては完全に過去の通過点だったのかもしれません。ウッチーの成長を認めるからこそ、昔の笑い話として秘密を明かすことができたのかもしれません。しかし、ウッチーが対談中に見せた複雑な表情は「ハイ、今はもう守備もバッチリです」ということだけでは解消しない、別の思いがあったからなのではないでしょうか。
特にこの対談は、ウッチーが右足を負傷したハノーファー戦直後ということでもあり、ワールドカップに出られないのではないかという危機感も含め、ウッチーにとっては「もう一度、心にバネと後押しがほしい」時期だったはず。しかし、絶好のタイミングで訪れた岡田氏は「お前、守備強くなったなー!」「俺の言葉?何だっけ?」という反応だった。
言わんでいいことは言い、もう一度言ってほしかったことは忘れている。恩師に会ったとき「先生のクラスで学んだことが僕を支えてくれています」的なお礼を言ったら、「キミは僕のクラスじゃないよ」と言われ、あとでアルバムを確認したらやっぱり恩師のクラスだったときのようなガッカリ感。
ウッチーの心には、岡田氏の「残念でした!!」がまったく別の意味で響いていたのではないでしょうか。そのあたりを、岡田氏にも「僕見た」と照らし合わせていくことで感じていただければ幸いです。幻冬舎さんから、あとで1冊送りつけてあげるのがいいかもしれませんね。
同じ構図でカズに「残念でした!!」って言う場面もいつかヨロシク!
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