TBS「ジョブチューン 〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」(10日放送分)には、女子プロ野球選手、川端友紀(イースト・アストライア)&里綾実(ノース・レイア)が出演、周囲の出演者も驚いた女子プロ野球の過酷な実情を語った。

女子野球W杯で日本代表が3連覇を果たしているにも関わらず、メディアの扱いは小さく「本当にちょっとだけなんで、ほとんどの方に知られていない。今年は日本で開催される。9月に宮崎で・・・」と訴えたのは、過去4年で3度の首位打者となり昨季の打率はなんと.431を記録している川端だ。

そんな女子プロ野球は、「試合で遠征に行く際、バスで行くんですけど敵チームと同じバス。経費削減で2チーム一緒に乗って。行きはそこまでではないんですけど、試合終わって勝敗決まって帰る時も一緒なので、片方は勝って片方は負けている。ワーッとやりたいんですけど、ちょっと気を遣う」と語るほど。

その他にも、一週間のスケジュールでは月曜日から土曜日まで「チラシ配り」という項目が書かれており、「女子プロ野球がまだまだ認知されていないので、試合の告知だったり。班を決めて何曜日って振り分けして」「最初は貰ってくれなくて傷ついて帰ることも多かった」という。

また、番組では女子プロ野球の基本的な情報が紹介される。「4球団」「年間約50試合」「7回までで延長戦はなし」「ホームラン数は0本」といった項目に加え、「同点の場合はくじ引きで勝敗を決める」ことが説明されるとスタジオからは一斉に驚きの声が――。くじ引きについては、他のゲストから「せめてジャンケンでしょ?」と言われるも、里は「ジャンケンをしてクジをどっちか選べるんです」と即答。番組レギュラーのバナナマン日村勇紀は「ジャンケンでいいじゃん」とツッコまずにはいられなかった。