J1第27節が28日に行われ、横浜F・マリノスとベガルタ仙台が対戦した。

 両チームともに集中した戦いを見せた前半は、決定機の少ない拮抗した展開となり、0−0のまま終了した。後半に入るとアウェーの横浜FMが攻勢を強め、直接FKによるゴール数のJ1最多記録更新に期待がかかる中村俊輔を中心に仙台ゴールに迫る。しかし、仙台の守備陣を崩すまでには至らず、得点を奪うことができなかった。

 一方、仙台も少ないチャンスから得点を狙うが、横浜FMのゴール前でプレーの精度を欠いてしまう。79分には、右サイドからのクロスに反応した赤嶺真吾がフリーでシュートを放つが、ボールは枠を大きく外れていたった。両チームともに決め手を欠いた一戦は、このままタイムアップ。0−0の引き分けに終わった。

 横浜FMは勝ち点52で首位は変わらず。一方、仙台の連勝は2で止まった。