店員の勧めを断るにはどうすればいいの?「反応しない」「必要ない一点張り」

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買い物に行くと、いつの間にか近くにいる店員。自分のペースでゆっくり見て回りたいのに、次から次へと商品を勧められると疲れてしまいますね。上手に断るコツを覚えて、買い物を楽しめるようになりましょう。

■商品に対して文句をつけない

消費者側の心理として、しつこく勧められる商品の欠点を並べ立てれば、店員に「このお客さんはこういう商品は欲しくないんだな」と分かってもらえると思いがちですが、実はこれは逆効果。


あちらは販売のプロ。お客さんに勧めた商品に文句をつけられれば、そこからお客さんの求めている条件を探りだし、次の商品をピックアップして勧めてくるだけです。まさにエンドレスですね。

大切なのは、反応しすぎないこと。店員が近寄ってきたなと思ったら防衛策をとります。例えば、ポケットの中に携帯オーディオプレーヤーを入れておき、店員に話しかけられそうになったらサッとイヤホンを耳につっこんでしまえば、返事をしなかったとしても「聞こえなかったのかな?」と思ってもらえます。

せっかく買い物に来たのだから、店員と険悪な雰囲気にはなりたくないという人にはおすすめです。

■とにかく必要ないで押し通す

店員の中には、あきれるほどしつこい人もいます。こちらがどんなに断っても「それではこちらはどうですか?」「こういう使い方なら大丈夫ですよ」などと、あれこれと理由を並べ立てては勧めてきてうんざりしてしまいますね。

このタイプの店員は、客の揚げ足を取る上手です。当たり障りなく断ろうとしても無駄なので、とにかく「必要ありませんので!」を押し通してください。

中には、はっきり断って店員が気を悪くしないかどうか気になる人もいると思いますが、心配ご無用。あちらは断られることなど日常茶飯事なので、多少きつく断られたとしてもそれほど気にしていません。

よほど汚い言葉でののしったとかではなく、常識的な範囲でお断りしたのであれば気にしなくても大丈夫ですよ。そもそも、客が気分を害するほどしつこいのがいけないのですから。売り上げも気になるでしょうが、客に気持ち良く買い物をしてもらえるのがプロの仕事だと思います。