女子バレーで韓国人主審が不可解判定連発 川合俊一絶句「あれだけ誤審あると勝てない」
女子バレーボール・ワールドグランプリの日中戦で、韓国人の女性主審による不可解な判定が相次ぎ、ネット上で疑問が続出している。日本選手は好プレーを連発したのに、これでは勝てないというのだ。
ロンドン五輪では、日本は韓国に勝って銅メダルを獲得した。札幌市内で2013年8月31日に行われた今回の日中戦は、日本が24年ぶりのベスト4進出を果たした五輪の激闘を再現するような展開を見せた。
ワンタッチ、スパイクアウト…相次いで認められず
両者譲らず1対1で迎えた第3セットは、互いにセットポイントを取り合う大接戦に。中国が逆転してセットポイントを取り、スコアが24−25になったときだ。
日本は、この日活躍の目立った江畑幸子選手がスパイクすると、ワンタッチを取ったと両手を上げて喜んだ。しかし、韓国人の女性主審はここでワンタッチを認めずにアウトを取り、江畑選手の顔は驚きに変った。試合を中継したフジテレビのアナも、「ワンタッチは? ないという判定で…」と納得がいかない様子だった。
さらに、第4セットも接戦になり、14−15から18歳新セッターの宮下遥選手が中国側にボールを押し込み、うれしそうな表情を見せた。しかし、主審からオーバーネットを取られ、中国のポイントになってしまった。テクニカルタイムアウトの後は、15−16から中国選手のスパイクがアウトになり、日本チームは沸いた。ところが、今度は日本がワンタッチを取られてしまった。
テレビでVTRが再生されると、明らかに日本選手はボールに触れていなかった。とはいえ、キャプテンの木村沙織選手が主審のところへ説明に行ったものの、受け入れられることはなかった。
2対2で迎えた最後の第5セットは、さらに波乱の展開になった。
遅延行為でイエローカードまで出し…
8−9から江畑幸子選手がバックアタックを仕掛け、今度こそワンタッチを取ったと喜びを爆発させた。ところが、韓国人の女性主審は、中国側に手を振り、アウトのコールをしたのだ。
真鍋政義監督は激しく首を振って抗議の意思を示したが、主審は、日本に遅延行為があったとしてイエローカードを掲げた。これには、フジテレビのアナも、「日本にとっては悔しい判定が続いています」と繰り返すだけだった。選手の顔も曇りがちになり、2対3で日本は負けてしまった。次のアメリカ戦も敗退して、結局、日本はメダルに届かなかった。
不可解とも思える主審の判定ぶりに、ツイッターなどでは、次々に疑問が上がった。「今日のバレーの試合、誤審ひどすぎ」「主審に負けた」「会場はホームなのに、事実上アウェー感…」。また、男子バレーの元キャプテンでフジテレビ解説者の川合俊一さんも、ブログで「今日の日本は素晴らしい試合をしたのだが、あれだけ主審の誤審があるとさすがに勝てない」と漏らした。
ネット上では、最近はスポーツの世界でも日韓のあつれきが目立っていることから、その影響を勘ぐるようなうがった声も相次いでいる。
主審が誤審していた可能性について、日本バレーボール協会では、「コメントする立場ではありませんので、差し控えさせて下さい」とだけ広報担当者が取材に答えた。主催者の国際バレーボール連盟に主審について抗議する予定も今のところないという。