先日カナダで行われたフィギュアスケートの世界選手権は、韓国の女王キム・ヨナの復活優勝で幕を閉じた。均整の取れたスタイルに伸びのあるスケートで、ブランクを感じさせない強さを見せつけたわけだが、その裏では、“女王”の存在を脅かすニューカマーが躍動していたことをご存知だろうか。

中国のジジュン・リー(李子君)だ。1996年12月14日生まれの16歳。2011/2012シーズン、JGPオーストリア杯とボルボ杯にて共に銀メダルを獲得、インスブルックユースオリンピックではフリーでパーソナルベストを出す演技で、銅メダルを獲得するなど、近年メキメキと頭角を表している。

今大会は総合で7位。表彰台には惜しくも届かなかったが、日本人ウケするといっていいキュートなルックスで、美女アスリートに目ざといファンからは早速熱い眼差しを向けられた。

可憐な美少女が今後どのように成長していくのか。そしてキム・ヨナを超える日が来るのはいつか。女子フィギュアスケート界にまた新たな楽しみが増えた。