エヴァノラ風ものまねメイクのポイント

 エヴァノラ風ものまねメイクの一番のポイントは、骨格を外国人に近づけることなんですけど、色白で、鼻筋がすごく通っていて、骨格がカクカクしているので、それを出すことですね。なので、眉毛を描く時は、眉山を高くして、ノーズシャドウを入れました。ベースは白めで、ハイライトを入れて、ローズ系のチークをほお骨の下に入れました。眉毛とアイラインは目の形に沿わないで、ちょっと横に長めに引いたり、キャリアウーマン的な丸さを出さないメイクですね。

 

 

 開始から、わずか20分足らずでエヴァノラ風ものまねメイクが完了。その後、撮影に時間を要してしまったが、おかもとは自撮りのコツとして「角度で誤摩化している部分もあるので、いつも何回も撮って、似ている角度を探すのが大変なんです。」と教えてくれた。

 “カワイすぎる芸人”の面影はもはや見当たらず、目の前にいるのは「強大な魔力をもつエメラルド・シティの支配者」さながらの魔性の女。撮影を終え、メイクを落としていくにつれて“美しすぎる魔女”の魔法が解けてていく彼女に“ものまねメイク”や映画『オズ はじまりの戦い』について話を聞いた。

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