先週末、横浜みなとみらいにある映画館、

ブリリア・ショートショートシアター」
http://www.brillia-sst.jp/

に行ってきました。(以下「ブリリアシアター」)

ブリリアシアターは、俳優の別所哲也氏が社長を務める

「ビジュアルボイス」

が経営している、いわゆる「単館」の映画館です。

映画館のネーミングからおわかりかと思いますが、最長30分程度までの短編映画(ショートフィルム)のみを上映する

「ブティックシアター」

というコンセプトで運営されています。


ブリリアシアターに行ってみて最初に感じたのは、ロビーの心地よさです。

さほど大きなスペースではありません。しかし、革張りのソファーやテーブルがゆったりと配され、映画が始まる前、あるいは観終わった後、くつろぎながらカフェの食事や会話を楽しむことができるロビーは、映画を観る喜びをさらに高めてくれるものでした。


シアターは130席。パリオペラ座、カンヌフェスティバルホールなどにも採用されているという、フランスキネット社製のイスは座り心地が良く、贅沢な気分にさせてくれます。

上映されているショートフィルムは、1プログラム(1時間)当たり3−5本程度。小粋な作品、変な作品、わけわからない作品、多様なショートフィルムが次々と登場しますが、たとえ自分にとっては

「これハズレだあ〜!」

と感じる作品があったとしても、だいたい5−15分程度で終わってしまいますから、次の作品に期待すればいい。少なくとも、短編映画祭でなんらかの賞を獲得した作品ですから最低限の品質は担保されていますので「オオハズレ」はさすがにめったにないでしょう。


さて、ブリリアシアターは、ハリウッド映画のようなメジャーなフィルムが上映される「シネコン」などと異なり、

「観たい映画を観にいく」

というものではないですね。(ショートフィルムマニアを除いて)

続きはこちら