コトブキツカサ(左)・内田春菊(右)
 6月8日、、ロネ・シェルフィグ監督の最新作 映画「ワン・デイ 23年のラブストーリー」の男女ペア限定試写会が都内で行われ、「南くんの恋人」などの人気漫画を多数手がけた女優としても活動する内田春菊さんと映画パーソナリティのコトブキツカサさんによるトークショーが行われた。

 
本作『ワン・デイ 23 年のラブストーリー』について
内田春菊:この映画、恋人と観ると良い映画なんだろうな(笑) 一応、私も男性と観たんですよ、実は。このビルに上がってくる時に、何の恋愛感情も友情も無いただの知り合いとバッタリ会って。最近お仕事をご一緒したばかりで、丁度この前の試写に来たけれども観れずに帰るところだというので、じゃぁ一緒に観ましょうかということになって。だから、何の恋愛感情も無い人と
観てしまい、凄く悔しいです(笑)。

コトブキツカサ:全然恋愛感情の無い方と観るのと、恋愛感情がある人と観るのとでは全然想いが違いますからね。おそらく今日はカップル限定ということなので、お客様はカップルで来ていらっしゃると思うのですが、全員が全員付き合っている訳ではないと思うんですよ。 でも、中にはこれから恋に発展する二人が居るかもしれないですよね。

男女間で友情は成立するのか!?
コトブキツカサ:男女間に友情は成立するのか、まずはお聞きしたいのですが。内田さんいかがですか?
内田春菊:異性のお友達が多い人と、そうではない人っているじゃないですか。私は、男友達という関係の人と全員恋愛感情を持っていたら、大変な事になっちゃう(笑)。 あとね、時代もあると思うんです。昔は男友達というのは成立し難いというか、男性が勘違いして迫っちゃったりとかで、女性が友達として安全にお付き合いできないってことも多々あったと思うんですよ。だけれども、最近は男性が皆さん紳士なので、昔に比べたらずいぶん友情は成立すると思いますよ。

コトブキツカサ:成立するんですねー。難しいような気がするんですけれどもね。僕は女友達は殆どいないですね。今時って、twitter のDM とかで誘ったりしません?メールだと、直ぐに通知が来ちゃって返信が無いと不安だ・・みたいな傾向があって、自分の中で返信が来ない言い訳ができるんですけど、それってすごくビビってるんですよね。だから、普通に女子を誘えない人が凄く多いみたいです。だから、僕も友達にもならないって言う感じですね。

友達だと思っていた人を、好きになることはある?
コトブキツカサ:友達だと思っていた人を、そこから好きになるってことはあるんですかね。

内田春菊:ずっと友達だった人と、SEX したらどんな感じなんだろうな、って想像することはある(笑)。 でも、凄く想像するのが難しいですね。男友達のラジオに出た時に、タダでお互い仕事をし合ったりは全然平気なので、彼が冗談で「その節は身体で払います」って言ったんです。だから「よし聞いたぞ!」って返したら「うそ・・?」って言うから、「いや、ずっと友達でいる人とSEXするのってどんな感じか興味あるじゃん」って言ったら、ビビってましたけど(笑)。

コトブキツカサ:あぁ、なるほど。 ただね、僕結構トークショーやってきましたけれども、こんなにSEX・SEXって出るの初めてです(笑)。

内田春菊:えー、だって、(エマとデクスターのパネルを指して)この人たちだってそこから始めようとしてたじゃない!それが、なぜかダメに終わって、そのまま友達として仲良く過ごしましょうって事になったじゃないですか。 ここでしていたら、ずいぶん違う話になっていたんですよね。

コトブキツカサ:そうなんですよね。だってもうエマ(アン・ハサウェイ)は心を決めていたんですものね。