「セシウム花粉」にも有効な空気清浄機とは?
ついさっき、パソコンを前にしながらクシャミが2連続で出ました。あ、また1回。もう、いい加減にしてもらえるかな? 今、話しかけたのは花粉に対してです。
そこで、そろそろ手を付けたい花粉対策。もちろん、お医者さんに行くとかマスクを着用するとか、そういうのは踏まえた上で。
そうそう、空気清浄機が花粉に効き目があるって聞いたことがある! よし。じゃあ、どんなのを購入しようかな……?
そこで思い出した。以前、「室内空気向上委員会」が主催する空気清浄機についてのセミナーに出席したことがあったっけ。そして同委員会の池田耕一教授(日本大学)が、花粉を意識した正しい空気清浄機の選び方に関するコラムを執筆してくれているそうなのだ。
丁度良い! 今回は、これを参考にしてみたいと思います。
ところで、今年(2012年)の花粉事情についてを。昨年12月のウェザーニュースの発表によると、2012年の花粉飛散量は「2011年より7割減少する」という予想だったという。それを知ってホッとしたのも束の間、今年は放射能セシウムに汚染されたスギ花粉、いわゆる「セシウム花粉」が飛散するのではないかと各メディアが取り上げており、花粉症以外の人も不安を募らせているのが今の現状。
このセシウム花粉の防ぎ方について、池田教授が詳しく解説してくれている。池田教授によると、セシウム花粉によって高濃度暴露(吸い込むことによる内部被ばく)を受ける可能性は高くなく、通常の花粉対策をとれば問題ないそうだ。
当然、空気清浄機も花粉対策には有効。ただし、それは「フィルター捕獲型」に限った話であった。
詳しく説明させていただきたい。空気清浄機には、どうやら「フィルター捕獲型」と「イオン放出型」の2種類のタイプがあるらしい。
「フィルター捕獲型」とは、機体内のモーターでファンを回して空気を吸い込み、その空気をフィルターでろ過して汚れを除去する方式のこと。集じん力があり、フィルター性能によっては除去率が99%以上に達するものあるそうだ。これでウイルスやカビ、花粉などを除去できる。
もう一方の「イオン放出型」は、機体内部で生成したイオンをファンなどの力を使って空気中に放出する方式のことを指している。このイオンが空気中に存在するウイルスやカビ、アレルギー物質などに当たり無力化させ、結果的に空気がキレイになるという仕組みである。
そして、花粉対策としての空気清浄機選びについて。花粉の粒子径は数10ミクロンあり、生活環境中に漂う粉じんの中では比較的大きな部類に入るものだという。ということは、その大きさに比例して空中に浮遊している時間も短くなる。例えば、花粉が天井近くで浮遊していたとしても、1分もすれば床まで落下してしまうらしい。
それらの除去に関して有効なのは、やはり「フィルター捕獲型」の空気清浄機。なぜなら、落下するまでの1分という短時間の間に花粉を素早く捕集しなければいけないから。「イオン放出型」を使っても、放出されたイオンと遭遇する前に花粉が床に落下してしまう。捕まえられない。
また「フィルター捕獲型」の空気清浄機の中でも、花粉対策として有効な物を選ぶ判断基準があるという。それは、以下の3点。
(1)清浄スピード
(2)フィルターの目の細かさ(どの程度の大きさのアレルゲンや細菌を除去できるか)
(3)フィルターの構造
花粉による空気汚染を空気清浄機で防止する場合、空気清浄機の性能の中でも“応答の速さ”が重要となる。「いかに早く汚れた空気を清浄するか?」がポイントとなるのだ。
なるほど、よくわかりました。花粉に有効なのは「フィルター捕獲型」の空気清浄機の方だということを。皆さんも、ぜひ参考にしてみてください!
(寺西ジャジューカ)
そこで、そろそろ手を付けたい花粉対策。もちろん、お医者さんに行くとかマスクを着用するとか、そういうのは踏まえた上で。
そうそう、空気清浄機が花粉に効き目があるって聞いたことがある! よし。じゃあ、どんなのを購入しようかな……?
丁度良い! 今回は、これを参考にしてみたいと思います。
ところで、今年(2012年)の花粉事情についてを。昨年12月のウェザーニュースの発表によると、2012年の花粉飛散量は「2011年より7割減少する」という予想だったという。それを知ってホッとしたのも束の間、今年は放射能セシウムに汚染されたスギ花粉、いわゆる「セシウム花粉」が飛散するのではないかと各メディアが取り上げており、花粉症以外の人も不安を募らせているのが今の現状。
このセシウム花粉の防ぎ方について、池田教授が詳しく解説してくれている。池田教授によると、セシウム花粉によって高濃度暴露(吸い込むことによる内部被ばく)を受ける可能性は高くなく、通常の花粉対策をとれば問題ないそうだ。
当然、空気清浄機も花粉対策には有効。ただし、それは「フィルター捕獲型」に限った話であった。
詳しく説明させていただきたい。空気清浄機には、どうやら「フィルター捕獲型」と「イオン放出型」の2種類のタイプがあるらしい。
「フィルター捕獲型」とは、機体内のモーターでファンを回して空気を吸い込み、その空気をフィルターでろ過して汚れを除去する方式のこと。集じん力があり、フィルター性能によっては除去率が99%以上に達するものあるそうだ。これでウイルスやカビ、花粉などを除去できる。
もう一方の「イオン放出型」は、機体内部で生成したイオンをファンなどの力を使って空気中に放出する方式のことを指している。このイオンが空気中に存在するウイルスやカビ、アレルギー物質などに当たり無力化させ、結果的に空気がキレイになるという仕組みである。
そして、花粉対策としての空気清浄機選びについて。花粉の粒子径は数10ミクロンあり、生活環境中に漂う粉じんの中では比較的大きな部類に入るものだという。ということは、その大きさに比例して空中に浮遊している時間も短くなる。例えば、花粉が天井近くで浮遊していたとしても、1分もすれば床まで落下してしまうらしい。
それらの除去に関して有効なのは、やはり「フィルター捕獲型」の空気清浄機。なぜなら、落下するまでの1分という短時間の間に花粉を素早く捕集しなければいけないから。「イオン放出型」を使っても、放出されたイオンと遭遇する前に花粉が床に落下してしまう。捕まえられない。
また「フィルター捕獲型」の空気清浄機の中でも、花粉対策として有効な物を選ぶ判断基準があるという。それは、以下の3点。
(1)清浄スピード
(2)フィルターの目の細かさ(どの程度の大きさのアレルゲンや細菌を除去できるか)
(3)フィルターの構造
花粉による空気汚染を空気清浄機で防止する場合、空気清浄機の性能の中でも“応答の速さ”が重要となる。「いかに早く汚れた空気を清浄するか?」がポイントとなるのだ。
なるほど、よくわかりました。花粉に有効なのは「フィルター捕獲型」の空気清浄機の方だということを。皆さんも、ぜひ参考にしてみてください!
(寺西ジャジューカ)