クルマに限らず、思わずグッときてしまうCMってありますよね。
久々にCMで泣いてしまったのが、日本テレビ系金曜ロードショウ内で放送されている、スバルの限定CM。



その中でも「遺伝子ショートフィルム」は、クルマが好きな父親と、その遺伝子を受け継ぐ息子。
人生の中でぎくしゃくしてしまった親子の絆をクルマを通じて修復する。


私事になってしまいますが、このCMを見て、クルマ好きの父親と、クルマが好きな自分。家を出ることはありませんでしたが、ケンカをしたことも数知れず。
初めて新車のレガシィを買った時、父親に同じように試乗を勧め、同じようにステアリングを握り、同じ言葉を発した事を思い出し、思わずほろっと来てしましました。


登場しているクルマも時代設定を反映してか、父親の愛車はスポーツブルーの初代レガシィセダンRS。息子の愛車はピカピカのWRブルーマイカのBRZ Sと、クルマ好きなスバリストのDNAもしっかり受け継いでいるようです。
親子でどちらも、MTでブルー系と言うのもいいですね。
この後、彼女と4人で食事でもしながら、クルマ談義に花が咲いたのかな？とか、その先も色々妄想しちゃいます。FRとAWD、ターボとNA論議でまたケンカにならないといいなとか、いらぬ心配をしてみたり。



プロポーズ編は2人のカップルが、いつもデートをした、思い出のフォレスターの車内でプロポーズをしてしまうというお話。グローブボックスにセッティングされた婚約指輪がサプライズだったようです。


登場するのはカメリアレッドパールのフォレスター2.0XS PREMIUMSELECTION。
話の流れでは、遺伝子編の次に来ると思われるシチュエーション。


2.0XS PREMIUMSELECTIONは、唯一ブラックの本革シートや大型サンルーフが標準装備されたグレードで、装備もターボのXTにはない物も数多く装着されている特別な1台。こいつわかってるなぁと、変な所に感心してしましました。



結婚後に来る次のイベントと言えば、出産。
この出産編は、出産直前に妻に頼まれた用事の最中に出産し、それをレガシィの中で動画で受け取る夫。


身重の妻の為に奔走する夫、遠いカフェのシフォンケーキを買いに行ったが為に出産に立ち会えなかったちょっと残念なご主人ですが、それでも妻の為に走る姿から、優しさを感じます。
チャイルドシートも準備万端、動画を見てほっとした姿にほろって来てしまいます。


登場するのはアイスシルバーのレガシィツーリングワゴン2.5i EyeSight。
新しい家族が増えるパパとしては、素晴らしい選択だと思います。
レギュラー仕様でお財布にも優しく、エコカー減税対象車な上、安全性は一級品。
今度は新しい家族で、どこへ出かけるのでしょうか？


思わずストーリーのその先まで妄想してしまう、感動CM3本。
今回は登場するクルマまで観察し、製作者の意図した先までストーリーを膨らましてみましたが、クルマ好きならではの新しい楽しみ方なのかな？と新たな発見が出来ました。


皆さんはこの3本を見て、どんなストーリーが見えてきますか？


（井元　貴幸）


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