リサーチ会社のアイシェアは、20代から50代の有職者であるスマートフォンユーザー736名を対象に「グローバルスマートフォン」と「ガラパゴススマートフォン」のユーザー特性に関する意識調査を実施した。グローバルスマートフォン(グロスマ)は海外メーカー製で日本独自の機能が付属しない端末のことで、ガラパゴススマートフォン(ガラスマ)は日本メーカー製で、日本独自の機能である 「ワンセグ」「赤外線通信」「おサイフケータイ」などを搭載している。はたして、利用者の満足度が高いのはどちらだろうか。調査対象のユーザーのメイン利用端末の割合は「グロスマ」が63.3%、「ガラスマ」が36.7%だった。気になるのが満足度だ。満足度が、『80点以上』だという利用者「ガラスマユーザーで36.7%、グロスマユーザーは64.4%。なんとグロスマの方が27.7ポイントも上回っていた。さらに利用する中で、「とても後悔している」「どちらかというと後悔している」を合わせた、「購入を後悔しているユーザー」はグロスマでは全体の5.1%だったが、ガラスマでは全体の12.7%が『後悔している』と答えている。ここでは2倍以上の差が付いた。

いったい、ガラスマの何が不満なのだろう?

ガラスマ利用者が不満だと思う項目を見てみると、「突然再起動や強制終了するなど不具合が多い(34.2%)」「タッチパネルの反応速度が遅い(30.4%)」が上位を占めている。搭載機能やインターフェースに不満があるということだ。

ガラスマは日本メーカー製であるため、“ワンセグ” “赤外線通信” “おサイフケータイ”など日本独自の機能が付いておりこれが購入時の魅力になっている。様々なメーカーからガラスマが発表されているだけに、今後の改良が期待される。

グロスマ・ガラスマのユーザー特性に関する意識調査 (rTYPE)


■関連記事
スマートフォンの満足度、トップは「Xperia arc」
数年後に携帯電話回線がパンク!? スマホの普及がもたらす新しい問題




■関連記事
パイオニアから3D映像に対応した簡単操作のブルーレイディスクプレーヤー新発売 
まるでお抱えDJ!快適に踊り続けるための音楽プレーヤー新発売【売れ筋チェック】
スマートフォンの常識 バッテリーが持たない【デジ通】
【話題】Androidアプリ開発者必見!あんざいゆきさんの人気メルマガが「BLOGOSメルマガ」に登場!
「暑い」といえば涼しくなる!世界初の声に反応するエアコン「大清快VOiCE NDRシリーズ」が東芝から発売