AndroidでGoogle+を使うのが気に入ってきたワケ【デジ通】

GoogleのリリースしたSNS「Google+」はなかなか好評なようだ。僕もスマートフォンではおもにAndroidから使っているが、他のSNSサービスと比較して使いやすい面が多い。今回は僕がなぜAndroidから使ったGoogle+を快適に感じるか？という話をしよう。（一条真人）


■Google+はどう進化した？
Google+が他のSNSと大きく違うのは、ユーザーのグルーピングが「サークル」機能によって簡単にできるところだ。たとえば、仕事の関係者、趣味の仲間などでサークルを作れば、特定の相手にだけ目的のメッセージを送ることができる。FaceBookのグループ機能などより、はるかに手軽にメッセージを送る相手を切り替えることができる。

■Googleにプラス
Google+はGoogleに「+」（プラス）という名前通り、その独自性に加えて、既存のGoogleサービスの利点を生かした面を持っているSNSだ。特に目立つのはクラウドアルバムサービス「Picasa」との連携だ。Google+はPicasaにアップロードされた画像を選択して投稿することができるのだが、スマートフォン側の「インスタントアップロード」機能ではデジカメ機能で撮影した画像を自動的にアップロードしてくれる。AndroidはマルチタスクOSなので、他の作業をしているときでもバックグラウンドで画像をアップロードしてくれるわけだ。

■ウィジェットで投稿が楽
このようにして、スマートフォンで撮影されたデジカメ画像は自動的にPicasaにアップロードされ、ユーザーはアルバムから写真を選択してコメントをつけて素早く投稿できる。Androidの場合、Google+ウィジェットをホーム画面に置いておけば、ボタンをワンタッチするだけで、アルバムが表示され、すぐに投稿できる。このスピード感は今までのSNSにはなかったものだと言える。

■FaceBook、ツイッターに追いつけるか？
対象ユーザーの仕分けでFaceBookに勝り、画像投稿のスピード感でSNSトップクラスのスピードを持つGoogle+はまた、Androidのウィジェット機能の効率性をアピールする面でも成功している。ツイッターは日本国内でも根強い人気があるが、FaceBookのシェアなら、ある程度、奪えそうな気がする。今後に期待したい。