7月15日から専用窓口受付開始！ 放射線計測器付きダイバーウォッチ【ガイガーカウンター特集：商品紹介】

家電チャンネルではGM管式に限らず、広く放射線計測器の情報をお届けしている。収束までずいぶん長期化しそうな、このたびの原発事故。すでに、原発のことは忘れて、震災前と同じように暮らしている人も多い。当初用心深く買った放射線計測器をうっかりどこかに置き忘れる、なんてこともあるかもしれない。忘れないためにも普段から利用するものに放射線計測器がついていたら、便利だろう。もちろん先に述べたように、ガイガー管は大きいほど精度があがる。しかし、ほぼどんな時でも肌身はなさず携行できて、危険なときには警告を発してくれる機器を備えておく安心感はなにものにも代え難い、ということで、腕時計タイプのものを紹介しよう。
■マリンスポーツをしながらガンマ線をモニターできる
汚染水が大量に海へ流出した今年は、太平洋側でのマリンスポーツをおすすめできないとする学者がいる一方、海水浴場の安全宣言が公式発表されているところもある。潮の流れは複雑で、誰もが完全にその動きを予測しつくせるわけではない。この時計は名前が示すとおり、X線は検知せず、ガンマ線のみを計測する簡易な装置ではあるが、海に出るときは念のため身に付けてみてはどうだろうか。

ネットオークションで約10万円から取引されているPolimaster社の放射線計測器付きダイバーウォッチPM1208M Wrist Gamma Indicatorは100m防水だ。7月15日から日本サード・パーティが正式な代理店として販売受付を開始し、顧客からの各種問い合わせやメンテナンスにも対応することになった。もともとアメリカの製品だが、オークションで手に入れたバージョンによっては、ロシア語のマニュアルしかついておらず苦戦しているユーザーも多いため、安心して買い物できる環境が整ったのは実に心強い。

なお、7月15日（金）からの先行予約を受け付けるのはウェブサイトのみだが、電話による専用窓口も同日から平日9時から18時の間営業する。平日の日中電話をかけるのがむずかしければ、日本サード・パーティHPに記載のメールアドレスで問い合わせてみよう。製品の出荷開始と、ヘルプデスク開設は8月15（金）を予定している。