ハイテクなプリクラを持ち歩く感覚！？可愛く撮ることにこだわったデジカメ新発売【売れ筋チェック】

今季はタッチパネルで素早く直感的に撮影できるコンパクトデジカメが次々と登場している。百花繚乱のエントリーモデル市場で、気になるのがパナソニックのLUMIX DMC-FH7だ。
■撮った被写体にエステ、メイク、デコレーションまで！
6月10日新発売の当機は、撮った写真もタッチパネルで簡単修整。肌の質感、メイク、さらにはハートマークやリボンなどラブリーなスタンプでデコレーションも楽しめる。プリクラの進化の流れを取り入れた、画期的なコンパクトデジカメなのだ。自分を美しく残すことに限らず、みんなで行った旅行の写真を美しく修整して配れば、撮影者の株も上がることだろう。

当機の実売想定価格は2万5000円前後。本体色はスイートな色みの3色展開、シャインゴールド、パッションピンク、アーバンブラックだ。本体のカラーバリエーションや、着せ替えパーツが増えるトレンドにあっても、レンズ周りだけはシルバー、というのももはや過去の話。当機では、レンズ周りのリングや、その他オーナメントも本体色に合わせてコーディネートされている。カメラは女子のアクセサリー、という徹底したコンセプトワークに頭が下がる。

パナソニックのデジカメといえば、世界の名門「ライカ」社と共同設計・製造している高品質のレンズを搭載することも、むしろ定番。しかも、現在では各メーカーで搭載が当たり前となっているオートモード、つまり撮影シーンに合わせて最適な設定をカメラが考えてくれる機構の開発も、パナソニックは世界で最初に手がけてきた。DMC-FH7は10代から20代女子をターゲットに開発されているが、細部にわたってひそかに高品質にこだわり続けるメーカーの伝統をしっかりと受け継いでいる。プリクラの経験が少ないであろう男性や中高年も肩の力を抜いて、こんなカメラで自由に遊んでみるのもいいかもしれない。


パナソニックのLUMIX DMC-FH7


（MIYUKI KOMATSU）