VWから新型「ザ・ビートル」が世界デビュー【上海モーターショー2011】
VWの新型ビートルが18日、上海、ニューヨーク、ベルリンの3都市でワールドデビューを果たしました!
今回は上海モーターショー取材の前日であったため、私も上海でのワールドデビューイベントに参加してきました。
ザ・ビートルと名づけられた新型ビートルは、ボディサイズをひと回り拡大しているのがポイント。ボディサイズ(海外仕様)は全長4278mm、全幅1808mm、全高1468mm、ホイールベース2537mmとなっています。
先代に比較して全長は152mm、全幅は84mmも大きくなっていています。その上で全高が12mm低くなっているので、ザ・ビートルは低くワイドな印象を与えてくれ、かなりダイナミックな感じに生まれ変わっています。
全体的なフォルムは十分にビートルらしさを残しているのですが、ルーフラインの丸みがなくなったり、ウィンドウの傾斜が強くなっているので、今までよりもシャープなスタイリングになりました。
インテリアもボディカラーとコーディネートされたインパネなどはビートルらしさを残していますが、見やすい位置にナビ画面を設定するなど、質感と機能性を大幅に進化させています。トランク容量も209リットルから310リットルに拡大されています。
ガソリン車のパワートレインは1.2リットルのTSIから2リットルのTSIまで、4種類のTSIエンジンが用意され、ATにはDSGが採用されます。この中から2〜3種類が日本にも導入されることでしょう。
今年の10月前後に北米と欧州で発売が開始され、アジアへの導入が来年の2月ということなので、日本でもその頃には発売が開始されるでしょう。新型のザ・ビートルは、すべてが大幅に進化しているので、今から発売が楽しみです。
(岡島裕二)