イタリア1部リーグ・セリエAの名門インテルに移籍した日本代表DF長友佑都(24)は6日、ホームのASローマ戦でデビューした。中国メディア華体網は7日、「長友選手はインテルファンから熱い拍手と歓声で迎えられた。長友選手はするどい攻撃で敵を何度も脅威にさらし、その実力を示した」と評価する一方で、「わが国から長友選手のようなプレイヤーが輩出されるのはいつになるのだろうか」と羨望(せんぼう)の声を報じた。

 記事は、「長友選手の移籍後、日本メディアはインテルの試合を追いかけ始めている。先のパリSG戦では活躍の機会がなかったが、今回のローマ戦ではスナイデルの交代選手として出場を果たした。わずか15分間の出場だったが積極的なプレイを見せ、2度のチャンスを作った」と報じた。さらに、イタリアメディアの報道を引用し、「長友はのびのびとプレイしている。彼のアシスト能力はかなり積極的で独自なものだ」と評価した。

 長友選手の移籍について、記事は「インテルにとって、かなりの戦力になっていることは明らかだ。また、ローマ戦で見せた長友選手の積極性がインテルファンに好印象を与えたことも、今後より多くの出場機会を得る要素となるだろう」と推測。

 インテルは今後、ポジションを入れ替えることが予想され、長友選手が好調を維持できれば活躍の場が増えるのは間違いない。記事は、「アジアサッカー界が注目されると同時に、中国サッカー会は恥ずかしさを感じている。わが国から長友選手のようなプレイヤーが輩出されるのはいつになるのだろうか」と報じた。(編集担当:畠山栄)



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