昨日ゴールドマンのエコノミストが「米国は追加で２兆ドル、いや、最悪のケースでは４兆ドルの追加的量的緩和政策が必要になるかもしれない」という大胆なコメントをし、FXのマーケットで話題を呼びました。

でもドルは反発しています。

既に投資家の頭の中にはこの４兆ドルという数字が刻み込まれてしまっているので１１月の２・３日のＦＯＭＣ（連邦公開市場委員会）でどんなＱＥ２（量的緩和政策第２弾）が出てきても既に頂点まで高まった市場参加者のエクスペクテーションを凌駕することはとてもむずかしいと思います。

つまり一旦は空売りの買い戻しが入ると考えるのが自然なのです。

投資の世界では切りの良い数字が無節操に飛び出しはじめたら、終わりです。
続きを読む

■最新記事
・中国の富裕層向けアドバイザー　ノア・ホールディングス諾亜財富
・トレードに適した時間、適さない時間
・数百種類のタブレットＰＣが市場に殺到する時代が来る　「景品」の無料タブレットはもうそこまできている
・Facebookは人類のOSだ　属する（belong）ということ
・ユーロが反落しはじめた　再びＧＤＰ成長率に注目すべき時が来た