中国各地で1日、共産党設立89年の記念式典が行われた。中国共産党の創成期については不明な点が多いが、1921年7月の設立として、同月1日に各種行事が行われるようになった。写真は重慶市における国旗掲揚式。中国新聞社が配信。同市では重要な記念日・祝日に国旗掲揚式典を行っている。

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 中国各地で1日、共産党設立89年の記念式典が行われた。中国共産党の創成期については不明な点が多いが、1921年7月の設立として、同月1日に各種行事が行われるようになった。写真は重慶市における国旗掲揚式。中国新聞社が配信。同市では重要な記念日・祝日に国旗掲揚式典を行っている。

 中国共産党の公式説明によれば、上海市内で1921年7月23日から31日にかけて、第1回の全国代表大会を行った。同会議には各地の代表12人(実際には13人との説が有力)が出席、そのほか、50−60人程度の列席者がいたとされる。ただし、会議の記録は残っておらず、事実の確認は困難だ。

 同会議には毛沢東が長沙代表として出席。また、京都帝国大学で学んでいた周仏海が在日者代表として出席するなど(後に共産党と絶縁)、「日本留学組」も一定の役割を果たした。

 共産党は地下組織として出発した。国民党の弾圧を受けることになり、日本に対しては危険なゲリラ戦を敢行、路線をめぐる深刻な対立も発生した。創設期の代表で、中華人民共和国建国まで生きのびて、その後も名誉を保ちつづけたのは、毛沢東と董必武の2人だけだった。

 初期の共産党員が、理想を信じて自らの命をかけて戦ったことは事実。圧倒的に優勢とされた国民党との戦いでは、奇跡とも言える大勝利をおさめて、中華人民共和国を建国した。党員数は増え続け、2010年には8000万人を超すとみられている。

 しかし「問題ある党員」も激増し、汚職や不正が後を絶たない状態になった。中国人の間からは「共産党は黄河と同じ。水源地ではまことに清らかな水。流れは最後に大河と化すが、汚い水は飲めたものでない」といった皮肉も聞こえてくる。(編集担当:如月隼人)



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