ファッションショー「春コレ」、山本裕典の裸体サービスに女性ファンの悲鳴響く
「春コレ」は、男性客お断りのライブイベント。10代〜20代の女性たちが憧れる俳優、モデルがステージに続々と現れ、ブランド「LOWRYS FARM」などの春物コレクションを紹介した。
＜俳優＞
成宮寛貴、山本裕典、溝端淳平、石黒英雄、三浦翔平、賀来賢人、岡本玲
＜モデル＞
佐々木希、田中美保、岸本セシル、矢野未希子、森貴美子ほか20人
＜音楽アーティスト＞
西野カナ、モーニング娘。
イベントの司会を務めたのは、タレントの木下優樹菜。「ゲスト陣の“重力”が凄い！」と褒めちぎったが「“圧力”の間違いでした」と周りの反応に気づいてスグさま訂正。トボけたトークで笑いを誘い、会場を盛り上げた。
同イベントは計2回の入れ替え制で、延べ3,000人が参加。また、イベントの模様は、東京・六本木、名古屋、兵庫の3カ所にある映画館「TOHOシネマズ」にも同時生中継。詰め掛けた観客延べ2,200人に向け、映画「アバター」のような3Dの映像が届けられた。
ショーの模様を3D映像で生中継したのは、日本で始めてのこと。それに伴って、立体感を感じてもらうアクションが次々に試されていた。司会の木下がカメラ機器に向かってクラッカーを飛ばしたり、ランウェイから、成宮寛貴がキスしたボールを投げ込んだり、山本裕典が上半身を露にした姿でランウェイ奥から登場し、女性ファンの視線を釘付けにしたり…。その他、モー娘のメンバーのポジションが激しく入れ替わる「恋愛レボリューション21」の振り付けとともに楽曲が披露されるなどした。中継を見た観客からは、ランウェイの距離感やショーに使われた照明の美しさが目立ったなど、出演者以外についての感想も聞かれ、上々の評価を得たという。
ショーを終えたモー娘の8人も、中継された3D映像に興味津々。来月発売されるパナソニック製のテレビ機器を通し映像をチェックした。「そこにいるみたい。これ、スゴイ！」と声を上げながら、目の前のものを掴もうと手を伸ばした。「これだったら、会場にいる気分になれる。（前後の動きを表現するために）パンチを繰り出したり、ダンサブルな振り付けがスゴク楽しめる」と興奮気味に話していた。
イベントを企画したBS-TBSの丹羽多聞アンドリウ統括プロデューサーは、「長細いランウェイのあるファッションショーの中継に、3D映像は打ってつけ。フレームの中に遠近感を出せて、奥行き感を味わってもらえたと思う。細かいところで言えば、ヒダヒダのある洋服も立体的に映っていたのでは」と熱く語り、今後の計画について「複数の人間が動くイベントを探したい」と意欲を見せていた。
今回のショーの模様は、BS-TBSで3月20日、午後8時から放送される。
