【二所ノ関親方 真眼】大の里 我慢できず引いて墓穴…また悪い癖が出た
◇大相撲名古屋場所4日目(2026年7月15日 IGアリーナ)
大の里は右が入らず、動きが止まってから我慢できずに引いて墓穴を掘った。今まで何度見てきた光景でしょうか。負けパターンといえばそれまでですが、もったいない相撲。自滅です。
喉輪で起こされかけても外して豪ノ山の出足を止めた。ここで我慢して攻めの形をつくっていかないといけないのに、右を前に出すのではなく相手の首をつかんで引っ張り込んだ。これまでにも何度も指摘していますが、全てはそこに尽きます。前日はいい形で連敗を止めたのに、また悪い癖が出てしまった。勝つことで流れを引き寄せ、どんどん相撲が良くなることを期待していましたが、覚悟を決めていかないとこうなります。
1勝3敗と苦しい状況にはなりました。休み明けでも体はそれなりに仕上がっているので、問題は精神面だけ。開き直るというより、やるべきことをやって自信と体の感覚を取り戻さないと道は開けません。 (元横綱・稀勢の里)

