チャンピオンズリーグ(CL)の対マンチェスター・ユナイテッド第2戦を4日後に控えたリールが3日、リーグ・アン第27節でトロワを相手に4−0で圧勝した。

 ここしばらく調子を落としていたFWケイタ(コートジボワール代表)が切れのいい動きを見せて再三チャンスをつくりだし、自身も2ゴールをあげる大活躍をした。膝の故障に悩み、今シーズン8試合目の先発となったデュモンも2得点。リールが1試合2点以上マークしたのは、12月9日以来となった。3連敗で6位に転落したあと、この試合で3位に再浮上した。

 CL第1戦では、攻撃の要ケイタを警告累積で欠いたリール。猛攻をしかけながら、マンUの意表をつく速攻のフリーキックで惜しくも敗れた。ケイタを中心に攻撃の歯車が噛み合いだし、雪辱を晴らすのに準備は万端だ。