今季開幕前に不正が発覚したレッジーナは、セリエB降格こそ免れたがACミラン、インテル、ラツィオ、フィオレンティーナ同様、ペナルティを受けていた。他クラブに比べ、重い判決印象を与えた「−15p」だが、ボーナスはいつになっても貰えない状況が続いている。

ACミランを除く他クラブのペナルティが一斉軽減された10月27日の仲裁判決、翌日に予定されていたレッジーナとアレッツォ(セリエB)に対する仲裁判決はいつまで待っても行われない。すでに「−15pから−11pへ軽減」と噂されるレッジーナへの「+4p」ボーナスだが、さらに12日まで持ち越される事が判明した。

「−15pでどうやって残留するんだ!!さようならセリエA」と開幕前に終戦宣言をしていたレッジーナ監督マッツァーリだが、第15節を終えて5勝5敗5分の勝ち点「5」と脅威の追い上げを見せている。厳しい財政に、薄い選手層・・・。残留に向けてギリギリの精神状態で闘うレッジーナに、ボーナスはいつ届くのか?