12月5日(火)、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント進出を懸けてカンプ・ノウに乗り込むベルダー・ブレーメン。同クラブのスタッフは、バルセロナの中盤をいかに抑えるかがこの試合のカギであると報告をまとめている。

ブレーメンの最優先ミッションは、バルサの攻撃の起点であるデコの動きを封じることことにあるようだ。ここ数ヶ月に渡ってバルサの数試合を生で観戦し、数々のビデオを使ってバルサの攻略法、特に弱点を分析してきたブレーメンのスタッフ。もちろんその中にはバルサが圧勝した先日のビジャレアル戦でのプレーも入っている。各ラインに危険な選手がいることはもちろんだが、特に攻撃の起点となるデコの動きをいかに止めるかが大きなポイントであり、決勝トーナメント進出のカギであるとしている。

また、いかに早く先制点を奪うかも試合の行方を握ることになる。ブレーメンがバルサの中盤にプレッシャーをかけ、スペースを消し、カウンター攻撃を活かす作戦に出ることは間違いないだろう。

ブレーメンのトーマス・シャーフ監督は、日曜日(3日)のドイツでの最後の調整でこの分析をもとにバルサ攻略法の確認を行い、翌月曜日(4日)にバルセロナ入りをする。

シーズン序盤で見られたパスミスもほぼなくなり、フィジカルコンディションとともに調子も上がってきているデコを果たしてブレーメンが止めることができるのか?大一番まであと5日となった。