全国高校総体で14年ぶり3度目の優勝を飾った九産大九州男子ソフトボール部の選手たち=10月23日、福岡県庁

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 全国高校総体の男子ソフトボール(7月28〜31日、長崎県大村市)で14年ぶり3度目の優勝を果たした九産大九州(福岡市東区)の選手らが10月23日、福岡県庁を訪れて快挙を報告した。主将の有吉遼太(3年)は「全員が自分の力を出し切り、最後まで戦い抜くことができました」と胸を張った。

 同校は決勝で御調(広島)に4―3で逆転勝ちし、出場44校の頂点に立った。明徳義塾(高知)との3回戦で無安打無得点試合を達成し、大会で計2本の本塁打を放つなどして最優秀選手に選ばれた大神陸翔(2年)は「チームのおかげで自分の力以上のプレーができた」と充実感を口にした。

 服部誠太郎知事は「努力が実を結ぶという経験を生かして、これからの自分の道を歩んでほしい」と激励した。(山崎清文)