[11.9 プレミアリーグ第11節 クリスタル・パレス 0-2 フルハム]

 プレミアリーグは9日に第11節を行ない、日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスがフルハムをホームに迎え、0-2の完封負けを喫した。

 2試合連続で先発出場を果たした鎌田は、3-4-2-1の右シャドーの位置でスタートした。

 前半14分にフルハムにゴールを脅かされる。MFアレックス・イウォビのスルーパスからFWリース・ネルソンにPA内に侵入されるも、シュートはGKディーン・ヘンダーソンが阻む。さらに42分にはネルソンのクロスからイウォビに放たれたボレーシュートが枠を捉えたが、これも好反応を見せたヘンダーソンが弾き出した。

 しかし、45+2分に先制点を献上。最終ラインのDFマクサンス・ラクロワのパスミスを奪われてフルハムにカウンターを許すと、MFエミール・スミス・ロウに左足のシュートをねじ込まれてしまった。

 0-1のまま後半を迎えると、鎌田は左ボランチの位置に移った。しかし、流れは変わらず。7分には右サイドのイウォビが送ったグラウンダーのクロスをスミス・ロウに詰められるも、これはオフサイドの判定に救われる。12分にはカウンターを浴び、MFアンドレアス・ペレイラに至近距離からシュートを放たれたが、ヘンダーソンが顔面で防いで追加点を許さなかった。

 まずは同点に追い付きたいクリスタル・パレスだが、31分にアクシデント。FWジャン・フィリップ・マテタのパスがずれると、鎌田がともにルーズボールを追ったDFケニー・テテに足裏でタックルしてしまい、一発退場。1点のビハインドを背負う中、数的不利に陥ってしまった。

 すると、38分にイウォビの鋭いパスから最終ライン裏を突いたFWハリー・ウィルソンにダメ押しゴールを奪われ、0-2の完封負けを喫した。