途中出場で結果を残した三好。(C)Getty Images

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 現地時間11月9日に開催されたブンデスリーガ第10節で、ボーフムは昨季王者のレバークーゼンとホームで対戦。終了間際に追いつき、1−1で引き分けた。

 土壇場で大仕事をやってのけたのは、69分から出場した三好康児だ。

 開始18分でパトリック・シックに奪われた先制点をどうしても返せずにいた89分、27歳の日本人レフティは鋭い反転でペナルティエリア内に侵入した後、ダニ・デ・ヴィトにパス。これは上手く繋がらなかったものの、すかさずセカンドボールに反応すると、利き足とは逆の右足で狭いニアを打ち抜き、ネットを揺らした。

 ボーフムからマジョルカに移籍した浅野拓磨と入れ替わる形で、今夏にバーミンガムから加入した三好は、新天地初得点となった。
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 ファンから「うま」「三好まじで好き」「これはジャガーの後継者」といった歓喜のコメントが続々と寄せられている。 

 また、三好が得点直後に喜びを爆発させ、膝スライディングを試みるも芝に引っかかり、盛大にずっこけてしまったシーンも話題に。「しっかり膝スラミスるのやめろ笑笑」「レバークーゼン相手にお見事!でも膝スラ派手に失敗しててwww」といった声も少なくない。

 昨季に田中碧(現リーズ)を擁するデュッセルドルフとの入れ替えプレーオフを大逆転で制し、奇跡的な1部残留を果たしたボーフムは、10節を終えて2分8敗。最下位に沈むなか、大きな一歩を踏み出した背番号23は、初勝利に導くゴールも奪えるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部