今季J1で9ゴールの藤尾。写真:塚本侃太(サッカーダイジェスト写真部)

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 パリ五輪でも活躍したアタッカーにとって、理想のストライカーはどんなタイプか。FC町田ゼルビアの藤尾翔太は、その質問にこう答えた。

「どの部位でも点が取れる。難しい体勢からでもゴールを決めることができる。加えて、味方からのパスをきっちりと収めて次に繋げられるフォワードが良いと思っています」

 具体的に見本としている選手は誰なのか。

「何人かいます。しっかりとゴールを決める選手、タイミングが良い選手とか。例えば(アーリング・)ハーランド(マンチェスター・シティ)はめちゃくちゃたくさん決める。(ロベルト・)レバンドフスキ(FCバルセロナ)はゴール前でのテクニックがある。彼らのシュートまでのテンポとかを映像で見ています」
 
 そんな藤尾が日本人選手からピックアップしたのがヴィッセル神戸の大迫勇也だった。

「キープ力が凄いです。ロングボールが来ても背負いながら収めますし、ゴール前に切り込んでゴールを奪えるところも参考にさせてもらっています」

 ポストプレーヤーとして機能しつつ、フィニッシャーの役割もこなす。そういうストライカーに藤尾はなりたいという。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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