幅広いテーマで描かれた「ネット怪談」。『つねにすでに』が書籍化

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ひろのぶとは、新進気鋭のホラー作家・梨氏と闇による新刊『つねにすでに』1,870円(税込)を12月16日(月)に刊行する。11月5日(火)より予約受付を開始した。

11月時点で200万PVを突破しているネット怪談(ロア)が、ついに書籍化。全国の書店ほかネット書店にて予約受付中で、電子書籍版も同日発売予定だ。なお、予約の受付状況は、店頭やサービスにより異なる。

また、同書をひろのぶと直販サイト・Hironobu & Co. ONLINE STOREから購入する場合は、特典が付く。

作家の梨氏とホラーカンパニーの闇について

作家の梨氏は、主にインターネットを中心に活動。2022年に初の書籍『かわいそ笑』、2024年8月に最新作『お前の死因にとびきりの恐怖を』をイースト・プレスから刊行。

展覧会『その怪文書を読みましたか』『行方不明展』を監修。今年は『SCPって何ですか?』の漫画原作・監修をするなど、各分野で活躍中だ。

そして闇は、ホラーとテクノロジーを融合させた「ホラテク」で新たな恐怖体験を提供するホラーカンパニー。自社のVR作品『怨霊の金縛り屋敷』『学校の怖い話VR』は、11月時点で全国100箇所以上で開催され、約7万人が体験したという。

また、同社が制作したWEBコンテンツは、多くのYouTuberに取り上げられ、実況動画の累計再生数は11現在5,000万回を突破。今年7月に開催した『行方不明展』では、2ヶ月間で約7万人が訪れ、大きな話題となったという。

書き下ろし一篇も追加!話題のネット怪談が書籍化


ゆっくりボイス、まとめブログ、Discord、実験レポート、匿名掲示板、ドキュメンタリー映像、ホラー番組、位置情報ゲームなど、いにしえのネット文化から最新のAI技術まで、幅広いテーマで描かれた「ネット怪談」。

今回、全26篇の物語『つねにすでに』が書籍化され、さらにネット連載には公開されていない書き下ろし一篇も収録している。

今年4月から開始したWEB連載は、AIを使ったインタラクティブなギミックや1日限定で公開された民家での展示など、ネットならではの仕掛けで大きな話題に。累計PV数は11月時点で200万を超えており、公式Discordには6,000人以上のファンが集って熱い考察を繰り広げている。

太田出版の『行方不明展』とのトークイベントを開催

ひろのぶとの直販サイト・Hironobu & Co. ONLINE STOREにて、梨氏による直筆のサイン本を冊数限定で販売予定だ。限定冊数で、予約開始のアナウンスは後日となる。

また、『つねにすでに』の発売と同日の12月16日(月)に、梨氏と闇と森時生氏による書籍『行方不明展』を太田出版より刊行。

2冊同日刊行を記念して、12月22日(日)夜、ジュンク堂書店 池袋本店の9階イベントスペースで『つねにすでに』と、太田出版の『行方不明展』の合同トークイベントを開催する。登壇者は梨氏と闇の頓花聖太郎氏で、ゲストは後日発表。梨氏サイン本付き配信チケットの販売やサイン会を実施予定だ。

合同トークイベントの詳細は、ジュンク堂書店 池袋本店のWEBサイトにて後日発表予定。詳細情報が公開されたら、随時ひろのぶとSNSなどでもアナウンスがある。

ネット怪談に興味がある人は、『つねにすでに』をチェックしてみては。

つねにすでに:https://always-already.net

※記事内の写真の書影から変わる可能性がある

(佐藤 ひより)