©魚豊/小学館/チ。 ―地球の運動について-製作委員会

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 現在放送中のTVアニメ『チ。―地球の運動について―』第7話のあらすじと場面写真、また、新キャストと映像が公開された。

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 第26回手塚治虫文化賞のマンガ大賞など数々の賞を席巻した作家・魚豊の同名コミックをTVアニメ化した本作は、地動説を証明することに自らの信念と命を懸けた者たちの物語。声優には、神童ラファウ役に坂本真綾、異端審査官ノヴァク役に津田健次郎、謎の学者フベルト役に速水奨、代闘士オクジー役に小西克幸、修道士バデーニ役に中村悠一、天文研究助手ヨレンタ役に仁見紗綾が名を連ねている。

 第7話「真理のためなら」ではバデーニの動向が描かれる。石箱の中身は禁忌とされる「地動説」に関する資料だった。バデーニはこれを証明すべく、より多くの観測記録を持つ者との接触を図るため街へと向かう。一方、街の天文研究所で働くヨレンタは、優秀だが女性であるという理由だけで研究員として扱われず、雑用係に甘んじていた。そんな折、街の掲示板にとある問いが出題されているのを見る。それは天文に関する問題であった。

 そして第7話から、天文研究所でのヨレンタの先輩のコルベと、天動説の証明に人生を捧げている貴族のピャスト伯が登場する。コルベ役は島粼信長が、ピャスト伯役はふくまつ進紗が演じることが明らかになった。

 あわせて公開された映像は、「5分でわかるアニメ『チ。』第二章」と題された特別映像。地動説こそが真理と信じその証明のために自らの命を捧げることによって未来へと繋いだラファウの衝撃のラストで締めくくられた第一章。それから10年後に、ラファウが命を賭してまで遺した信念を閉じ込めた石箱を見つけたのは、この世に絶望し、ほとんど文字すら読めないオクジー。そんな彼が引き寄せたのはラファウのように博識でそれ故に押さえきれない“知”的好奇心を持つバデーニとヨレンタ。フベルト、ポトツキが紡ぎラファウが未来に託した“地動説”という宇宙をひっくり返すほどの真理を異端者とグラスがオクジーへと繋いだ。映像では、そのオクジーがバデーニ、ヨレンタと共に地動説の証明へと突き進む姿が描かれている。(文=リアルサウンド編集部)