イベントに出席した堂本剛(左)と荻上直子監督

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 KinKi Kidsの堂本剛が4日、主演映画「まる」の公開後舞台あいさつに、荻上直子監督と出席した。

 27年ぶりに映画単独主演を務めた堂本は、公開から17日が経過した今作の反響について、「10代、20代の方々から、この映画が葛藤に対して背中を押してもらったっていうコメントが多かった」などと満足げの様子。一方で荻上監督は「悪いレビューとか見ると死にたくなっちゃうので見ないようにしてる」と自信なさげに語った。

 これに堂本は「それはその人の言いたいことなんでね」と苦笑で反応。「われわれは作品というものに魂を込めてるじゃないですか。きょうこうしてお時間を割いてくださったりこの作品の思いをつなげてくださる方に対して作ってる。だから大丈夫ですよ」とフォローした。

 また荻上監督が「『役者はいいけど監督がね…』って言われると、この野郎!ってなる」と作品の本質とはずれた批判に本音を漏らすと、堂本は「そういう時代は終わっていくので、まだぐっと耐えましょ。言いたい人は言ってればいいじゃないですか」と持論を展開。荻上監督は「達観してますね…」と語り、会場からも拍手が起こった。