ソフトバンク・近藤 守備解禁決定的!左翼スタメンへ 小久保監督が示唆、逆転日本一を実現へ「ガチンコ」
「SMBC日本シリーズ2024、DeNA(降雨中止)ソフトバンク」(2日、横浜スタジアム)
ソフトバンク・近藤健介外野手(31)が2日、日本シリーズ第6戦が雨天中止となり、横浜スタジアムの室内練習場で打撃練習を行った。雨のためグラウンドで守備を確認できなかったが、3日に順延となった一戦は今回の日本シリーズ初となる、守備解禁が決定的となった。
右足首捻挫の影響を考慮して第3〜5戦はDHでの出場だったが、チームは2勝3敗と負けたら終戦の崖っぷちだ。「(足は)明日になってみてじゃないですか」と近藤は話したが、状態に問題がなければ守備に就くかと問われ、「もちろん」と力強く言い切った。
小久保監督も近藤について「最終決定は明日のミーティングですけど、悪化はしていないみたい。(負傷から)6週たったんかな?病院の診断も改善傾向にある」と、左翼でのスタメン起用に前向きな言葉を残した。守備に就くとなれば、9月15日・オリックス戦(京セラ)以来となる。
移動日だった1日は選手での決起集会を焼き肉店で行い、結束を高めた。レギュラーシーズン91勝の絶対王者。意地の逆転日本一を実現させたい。小久保監督もそのイメージを膨らませた。
「リセットされた状態で、ガチンコで明日、明後日勝って日本一になるっていうだけです」。外弁慶シリーズ完結へ。再び横浜で連勝し、劇的なシナリオを完成させる。