囲み会見を終え、グラウンドへ向かう三浦監督(撮影・西岡正)

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 「SMBC日本シリーズ2024、DeNA(降雨中止)ソフトバンク」(2日、横浜スタジアム)

 恵みの雨となるか。日本一に王手をかけているDeNA・三浦監督は第6戦が雨天中止になった事を受け「この中止を全てプラスに変えて、明日の準備をしていきます」と前向きに捉えた。

 現状のチームにとって大きな1日だ。当初、先発予定だった大貫がスライドで先発。シーズンに近い、中6日で登板する形となる。また、第1戦で左足甲を打撲し、敵地ではDHでの出場が続いていたオースティンについては「昨日よりは状態はよくなっていると報告は受けています」と話した。本拠地でスタメン出場する場合は守備に就くため、回復には貴重な時間となった。

 第7戦まで視野に入れると、投手運用にも大きく影響する。第3戦に先発した東などの登板プランについて「いるメンバー全員に準備してもらってます。(ベンチ入りしても)驚くことはないですよ」と総力戦の考えも示した。

 本拠地での連敗スタートから、敵地で怒とうの3連勝を飾り、26年ぶりの日本一は目前。指揮官は「気持ちは変わらず、ずっと高ぶってます」と歓喜の瞬間を待ちわびている。