[写真]=Lega Pallavolo Femminile

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 10月30日から31日にかけてイタリアのセリエA女子の第5節の試合が行われた。

 今シーズンのセリエA女子には、日本代表で活躍するノヴァーラのアウトサイドヒッター(OH)石川真佑、コネリアーノのセッター(S)関菜々巳、ミラノのリベロ(L)福留慧美が所属している。

 ノヴァーラの石川はクーネオ戦に先発出場すると、第1セットの開始早々から2連続サービスエースを決めるなどオフェンスで活躍を見せる。2セットを連取した後、クーネオにリードされた第3セットでは石川が苦しい場面でトスを託され、ロールショットなど緩急つけた攻撃で点差を詰める場面もあった。

さらに、第4セットでは石川にもここまでなかったブロックポイントやパイプ攻撃での得点が飛び出し、ノヴァーラはセットカウント3ー1で勝利。石川はサービスエース2本やブロック1本を含むチーム最多の15得点を獲得している。

 ミラノの福留もフィレンツェ戦にスターティングリベロとして先発すると、持ち味のディフェンス力で相手のプッシュやスパイクを拾い、チームの得点に繋げる働きを見せる。

 チームはセットカウント1―2と追い詰められるものの、そこから巻き返して3―2の逆転勝利。福留はフル出場を果たし、高いディフェンス能力や正確なトスでチームの勝利に貢献している。

 一方、コネリアーノの関はヴァッレフォリア戦でベンチスタート。第2セット21ー14の場面で2枚替えで出場すると、そのまま第2セット終了まで出場。献身的なトスでチームも2セット目を取り、コネリアーノは3ー0とストレートで勝利を収めている。

■試合結果

・石川真佑(ノヴァーラ)
vsクーネオ(〇3-1)
先発出場しチーム最多の15得点

・関菜々巳(コネリアーノ)
vsヴァッレフォリア(〇3-0)
第2セットに途中出場

・福留慧美(ミラノ)
vsフィレンツェ(〇3-2)
リベロとしてフル出場

 次戦の第6節では、ミラノがペルージャと11月3日(日)4時30分に対戦、ノヴァーラはフィレンツェと11月4日(月)0時に対戦、コネリアーノは同日2時からスカンディッチと対戦する。