清原博弁護士「不謹慎ですけれども」 ドジャース第6戦までもつれ込んで欲しいワケ「子供たちに…」
国際弁護士の清原博氏が30日、TBS系「ゴゴスマ〜GOGO!smile〜」(月〜金曜後1・55)に生出演し、現在開催中のワールドシリーズについて個人的な希望を口にした。
大谷翔平投手、山本由伸投手が在籍するドジャースが、ヤンキースに開幕3連勝で王手。一方でヤンキースも29日(日本時間30日)の第4戦に11―4と大勝し、一矢報いた。
30日(日本時間31日)の第5戦に勝てば、ドジャースの優勝が決まる。清原氏は「ワールドシリーズは3連勝したチームが(過去には)必ず世界王者になっているわけですから、ドジャースが世界王者になると私は確信している」と期待した。
一方で、「ここから先、不謹慎ですけれども…」と批判を覚悟で前置き。「今日、負けてくれて良かったなと。明日、ドジャースに負けて欲しいなと。第6戦か、第7戦で勝って欲しいなと思う」と話した。
そこにはもちろん、理由があるという。「日本の人たちが見られる時間というのは、やっぱり土日だと思うんですよね」。第6戦になれば11月1日(同2日)、第7戦までもつれ込めば2日(同3日)で、日本時間ではともに土日に当たる。時差の関係で、試合はすべて日本時間の午前中プレーボールで、平日は学校に行っている子供たちは生で観戦できない。そのため、「日本の子供たちなんですよ。平日だと小学生、中学生、高校生、学校じゃないですか。今日も学校なんですよ。見たくても見られないでしょう?でも、日本の野球を考えたら、大谷選手が優勝するというシーンを子供たちにぜひ見て欲しいんですよ、生で。そのためには土日しかないんですよ」を訴えた。
日本の野球少年を思う清原氏の気持ちに、フリーアナウンサー古舘伊知郎は「不謹慎なんて、言わなくてよかった」と反応。清原氏は「不謹慎ですよ。負けて欲しいと言っているんだから」と、ファンへの配慮を口にしていた。