ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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日本時間26日にWSが開幕

 米大リーグの頂点を決めるワールドシリーズ(WS)は25日(日本時間26日)に開幕し、ドジャースヤンキースが1981年以来43年ぶりに対戦する。ドジャース大谷翔平投手にとってはメジャー7年目で初めてたどり着いた大舞台。米記者は大谷がドジャースにもたらしたとされる今季のスポンサー収入の増加金額に言及。海外ファンからは「すでに元が取れたね」「価値があった」といった反響が寄せられている。

 米メディア「スポーツビジネス・ジャーナル」のMLB記者、マイク・マッジオ氏は自身のX(旧ツイッター)に「ショウヘイ・オオタニ効果。スポンサー・ユナイテッド社の創設者兼CEOのボブ・リンチ氏によると、ドジャースは2024年度、前年比で7500万ドル(約114億円)近いスポンサー収入増加を実現させた」と投稿。「スポンサー・ユナイテッド社」は2018年創業のスポンサーシップ業界のデータ分析会社とあって、米球界のスポンサー事情などには詳しい。そのトップの言葉を引用して、“大谷効果”の大きさを示した。

 これには海外ファンから驚きや納得の声が。「巨額だ」「この契約は、今後何世代にもわたって日本の才能ある選手が、ドジャースを第一の目的地とすることにしたことだけでも価値があったね」「ショウヘイの契約はすでに元が取れたね」「なんてこった、ハハハ!」と金額の大きさに驚きのコメントが集まっている。

 今季大谷が新加入してから、ドジャースのスポンサーも爆発的に増え、日系企業との契約は11社にものぼった。10年総額7億ドル(約1014億円=当時)という世界のプロスポーツ史上最大の契約の“見返り”は確かだったようだ。

(THE ANSWER編集部)