豪州戦では目に見える結果を残せなかった南野。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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「僕が監督なら、南野選手を使っていない」と、手厳しく評価した。

 日本代表は10月15日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選第4戦でオーストラリア代表と対戦し、1−1で引き分けた。

 この試合を受け、元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が自身のYouTubeチャンネルで恒例の格付け企画を実施。基準点を「7点」とし、3−4−2−1の左シャドーで先発した南野拓実には「6.5点」をつけた。

「守備で頑張った」と評価できる部分はあったが、「スルーパスとかシュートとか、タイミング良くゴール前に走っていく」「そういうポジショニング、ランニングをしながら自分のスペースを見つける」など攻撃面の持ち味に関しては「できなかった」と指摘する。

「オーストラリアが堅いから。堅いからこそ自分が仕事しなきゃいけない。それが役割として果たさなきゃいけないこと。それができてない」
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 マッチアップする相手DFの攻略にも思うところがあるようだ。

「両センターバックがそうでもなかったと思う。そこを外しながら、後ろから走ってくるマイナスのボールだったら、そこはチャンスとしても考えられる。ニアの速いボールだったら、真ん中のでかい技術があるセンターバックまで行かないからこそ、ニアで何とかできる。そういうちょっとした考え方が変わるとチャンスがビッグチャンスになる」

 南野は70分に鎌田大地と交代。闘莉王氏は「(62分に堂安律と伊東純也が)交代した時に、堂安選手を残して南野選手を外す」と私見を述べた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部