自由民主党本部

写真拡大

 自民党のホームページ(HP)が衆院選公示日の15日に一時閲覧できなくなっていたことが分かった。

 選挙期間中を狙った海外からのサイバー攻撃が原因とみられ、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が情報収集している。

 同党によると、15日夕から5時間半ほどHPのトップページに接続できない状態が続き、その後、復旧した。関係者によると、ロシア系とみられるハッカー集団が攻撃対象として日本の民間団体などを挙げ、その中に同党が含まれていたという。

 青木一彦官房副長官は17日の記者会見で「ハッカー集団による自民HPへのサイバー攻撃に関する投稿は政府として承知している」と明らかにした。そのうえで「公正な選挙を害する行為は、いかなる組織、団体、個人であれ、断じて容認はできない」と非難した。