俳優の西田敏行さん死去、「ドクターX」で共演の米倉涼子は「一昨日話したばかり」

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俳優の西田敏行さんが、10月17日に亡くなったことがわかった。76歳だった。

西田さんは9月21日に放送されたドラマ「終りに見た街」に出演。さらに、10月8日には、映画「劇場版ドクターX FINAL」(12月6日公開予定)の完成報告会見に出席するなど、元気な様子を見せていた。

突然の訃報に、「劇場版ドクターX FINAL」で共演した女優・米倉涼子はInstagramのストーリーを更新。「西田さん、突然の訃報に接し、言葉もありません…一昨日 写真のせるからね!と話したばかりなのに。悲しすぎて悲しすぎてまだ信じられません」と悲しみに暮れている。

西田さんは1947年(昭和22年)、福島県郡山市生まれ。中学卒業後に上京し、明大中野高校から明治大学に進学。その後中退し、1970年(昭和45年)に劇団青年座へ入団した。1970年「情痴」で初舞台。1971年舞台「写楽考」にて初主演。以降、舞台、テレビ、映画など出演多数。2003年12月31日に劇団青年座を退団した。

代表作は映画「釣りバカ日誌」シリーズ、映画「植村直己物語」、映画「学校」、映画「ゲロッパ」、映画「ステキな金縛り」、ドラマ「西遊記」(日本テレビ系)、ドラマ「池中玄太80キロ」(日本テレビ系)など。

歌手としても活躍、1981年発売の「もしもピアノが弾けたなら」は大ヒットを記録し、NHK紅白歌合戦には4回出場。タレントとしては、「探偵!ナイトスクープ」の2代目局長を約19年間にわたり務めたほか、多くの番組に出演した。