本塁打を放ったマーク・ビエントス(左)とフランシスコ・リンドア(右)

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● ドジャース 3−7 メッツ ○

<現地時間10月14日 ドジャー・スタジアム>

 ワイルドカード3番手のニューヨーク・メッツが西地区王者ドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に勝利。シリーズ成績を1勝1敗のタイとし、日本時間17日から本拠地シティ・フィールドで3連戦を戦う。

 第1戦で完封負けを喫したメッツは初回、1番フランシスコ・リンドアが右翼スタンドへ先頭打者アーチを叩き込んでいきなり先制。ブルペンデーに臨んだドジャースの1番手右腕ブレイシアの出鼻を挫いた。

 続く2回表には、2番手右腕ナックを攻め立て、8番タイロン・テイラーの適時二塁打で追加点。さらに、二死満塁から2番マーク・ビエントスが今季ポストシーズン第3号となるグランドスラムを右中間スタンドへ運び、早くも大量6点リードを奪った。

 大量援護を貰った先発左腕ショーン・マナイアは5回まで被安打わずか2本、ソロ本塁打の1失点のみと好投。5点リードの6回裏、連続四球と二塁手ホセ・イグレシアスの失策で無死満塁のピンチを招いたところでブルペン陣にバトンパス。2番手右腕フィル・メイトンは一死から6番エドマンに2点適時打を浴びたが、8番キケ・ヘルナンデスを三ゴロ併殺打に打ち取り、リードを守った。

 3点リードの8回裏、回跨ぎの3番手右腕ライン・スタニクが二死一、二塁のピンチを背負い、守護神エドウィン・ディアスを前倒し投入。ダブルスチールで二、三塁と走者が進んだが、8番キケ・ヘルナンデスを右飛に打ち取ってピンチ脱出。続く9回表にスターリング・マルテの適時打でダメ押し点を加え、ディアスが4アウトセーブで試合を締めた。