日本戦に向けて抱負を語ったオーストラリア代表のトニー・ポポビッチ監督(撮影・堀内翔)

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 2026年W杯アジア最終予選でサッカー日本代表と対戦(15日、埼玉スタジアム)するオーストラリア代表のポポビッチ監督とFWミッチェル・デュークが14日、さいたま市内で会見を開き、ポポビッチ監督が、古巣の英プレミアリーグのクリスタルパレスに所属する“後輩”のMF鎌田大地にお願いした。

 今年の7月にクリスタルパレスに移籍した鎌田。ポポビッチ監督は“後輩”の加入に「やはり自分のいたチームに良い選手が入るのはとても喜ばしいこと。どんどんそういう選手に入ってもらいたい」とコメント。加入後、鎌田は無得点で「じきに得点できたら良いと思う」とエールを送った一方で、本音を吐露した。

 「明日、日本代表の一員であるときには得点しないでほしいと思う。サウジアラビアでは得点したと思うが、明日は鎌田選手に得点はしてほしくない。クラブのために得点してほしい」

 J1町田でプレーするデュークは日本での試合に「自分たちにとっても本当に特別な試合です。トレーニングも順調にいきましたし、移動も問題なく素晴らしい移動ができた。この素晴らしいスタジアムで明日は良い試合ができることを楽しみにしている」と期待に胸を膨らませた。