リーグ優勝決定シリーズ第1戦に先発したメッツの千賀滉大【写真:ロイター】

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リーグ優勝決定シリーズ第1戦

 米大リーグ・ナ・リーグ優勝決定シリーズが13日(日本時間14日)に開幕し、ドジャースがメッツに9-0で先勝した。メッツの千賀滉大投手はドジャース・大谷翔平投手との直接対決で適時打を浴びるなど、2回途中30球を投げて被安打3、3失点で降板。試合後、千賀は「悔しいし、情けない」と無念を語った。米放送局が伝えている。

 米ニューヨーク地元局「スポーツネット・ニューヨーク」公式X(旧ツイッター)は試合後の千賀のインタビュー映像を公開。今の気持ちを聞かれた千賀は「そりゃ悔しいですし、情けないですけど、チームが次、明日以降勝つことを祈るだけかなと。自分のやるべきことをしっかりやり続ける。継続していきたいと思います」

 30球での降板ということとなったが、体の状態について聞かれると「投げる準備は自分ではできていると思っているので、その答えで返していきたいと思います」とリベンジを誓った。

 メッツのカルロス・メンドーサ監督は会見で千賀について「彼は調子が悪かった。速球には生きてる感じがなかったし、多くの球をコントロールできていなかった。競争的なピッチングではなかった」と感想を語った。

 千賀は初回先頭の大谷こそ二ゴロに打ち取ったが、その後3連続四球でピンチを招き、マンシーに中前2点適時打を浴びた。2回には大谷に適時打を許したところで降板した。